転生聖女は、ユニコーンと逃げ出した
「ユーニィッ」
「ユニコーンも、そう思うか?」
「ユニッ」
「あんたは2人にとって、子どもみてぇなもんだからな。しっかり見守ってろよ? 不純異性交友を、しないように」
「ユニーン!」
あの子は「任せて」と力強い鳴き声を上げると、彼の胸元に頬を寄せた。
カルトンさんは勝ち誇った笑みを浮かべたけれど、ディルクさんは何を言っても無駄だと判断したようだ。
彼は、付き合っていられないとばかりに口を閉ざす。
「ところで……」
てっきり話はこれで終わりだと思っていたのだが、カルトンさんにはまだ雑談を続けるつもりがあるらしい。
一体なんだろうと首を傾げていると、思いもよらぬ言葉が紡がれる。
「べサリオ公爵が娘に会いたがってる話、どうするつもりだ?」
「カルトン」
「ユニコーンも、そう思うか?」
「ユニッ」
「あんたは2人にとって、子どもみてぇなもんだからな。しっかり見守ってろよ? 不純異性交友を、しないように」
「ユニーン!」
あの子は「任せて」と力強い鳴き声を上げると、彼の胸元に頬を寄せた。
カルトンさんは勝ち誇った笑みを浮かべたけれど、ディルクさんは何を言っても無駄だと判断したようだ。
彼は、付き合っていられないとばかりに口を閉ざす。
「ところで……」
てっきり話はこれで終わりだと思っていたのだが、カルトンさんにはまだ雑談を続けるつもりがあるらしい。
一体なんだろうと首を傾げていると、思いもよらぬ言葉が紡がれる。
「べサリオ公爵が娘に会いたがってる話、どうするつもりだ?」
「カルトン」