転生聖女は、ユニコーンと逃げ出した
「リルマさんと、仲良くできるの? 攻撃しないと、約束してくれる?」
「ユニーン!」
神獣は「任せて!」と誇らしげに胸を張ったあと、侍女へ甘えるように身を寄せた。
「ユニコーンは、純潔を重んじる。穢れを知らぬからこそ、リルマに懐いたのでは?」
「で、でも……。そもそも、穢れていたら聖女などなれませんし……」
私はディルクさんの考察を聞き、即座にそれを否定する。
ほかの聖女にはあんなにも難色を示していたのに、リルマさんにはこんなにも早く打ち解けた理由が彼の言う通りならば……。
神殿にいる女性達はすでに、穢れていると言うこと?
どうしてそんな大事な事実を隠しているのか、私にはさっぱり理解出来なかった。
「細かいことは、気にするな。今は外出することだけを、考えてくれ」
「私はまだ、了承したつもりは……!」
ディルクさんは戸惑う私に優しく微笑みかけると、これから向かう場所を教えてくれる。
「せっかく街へ繰り出すなら、シエルが興味のある場所がいい。俺が懇意にしている画材屋があるんだ。一緒に行かないか」
「それって……!」
「ユニーン!」
神獣は「任せて!」と誇らしげに胸を張ったあと、侍女へ甘えるように身を寄せた。
「ユニコーンは、純潔を重んじる。穢れを知らぬからこそ、リルマに懐いたのでは?」
「で、でも……。そもそも、穢れていたら聖女などなれませんし……」
私はディルクさんの考察を聞き、即座にそれを否定する。
ほかの聖女にはあんなにも難色を示していたのに、リルマさんにはこんなにも早く打ち解けた理由が彼の言う通りならば……。
神殿にいる女性達はすでに、穢れていると言うこと?
どうしてそんな大事な事実を隠しているのか、私にはさっぱり理解出来なかった。
「細かいことは、気にするな。今は外出することだけを、考えてくれ」
「私はまだ、了承したつもりは……!」
ディルクさんは戸惑う私に優しく微笑みかけると、これから向かう場所を教えてくれる。
「せっかく街へ繰り出すなら、シエルが興味のある場所がいい。俺が懇意にしている画材屋があるんだ。一緒に行かないか」
「それって……!」