御影の王
俺にしてみれば当然の返答。

しかし。

「完全に私達の記憶がない…誰かに召喚された訳じゃなく、転生したと考えるのが妥当ね…」

何やら訳のわからない事を一人呟き、四門メグは難しい顔をした。

…難しい顔をしたいのはこちらの方だ。

召喚だの転生だの。

ファンタジー小説かゲームの影響だろうか。

おかしな連中に目をつけられたものだ。

「用がないのならば失礼するぞ」

俺は四門と宮川に背を向け、まだ冷たい風の吹き抜ける屋上を後にした。







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