ループするメイドは破滅ルートを回避したい!はずが、なぜか宰相様の溺愛ルートに入ってしまいました!?
自分で言っておいて、ちょっと感極まってくる。
ループ五回目ともなれば、このカップルへの心情も深く重いのだから。
セドリックはアリアの熱量を不思議そうに――まるで絶滅危惧種の珍獣でも見るような目でじっと見つめていた。
やがて、ひとつ頷いて言う。
「なるほど。つまり俺と君の目的は一致しているわけだな」
「……は、はい?」
「クラヴィス公爵家は由緒正しき名門だ。過去に王宮官僚を何人も輩出して貴族派にも強い影響力がある。国家の安定を図るうえで、殿下がその嫡嬢と結ばれるのは何より望ましい」
「……はあ」
アリアは曖昧に頷きながらも呆気に取られていた。
推しカプの尊さを語ってたつもりが、いつのまにか壮大な国政の話になっているのだから。
「それならば、目的が同じである君に適任の仕事がある」
「し、仕事ですか…?」
きょとんとしたアリアに、セドリックは微笑すら浮かべず淡々と告げる。
「君の観察眼を活かして俺のもとに二人の観察報告をしに来る仕事だ。日々の王太子殿下とクラヴィス嬢の様子を君の言葉で詳細に報告してもらう」
あまりに自然に提案されたその内容に、アリアは一瞬思考が追いつかなかった。
「は、はい~~!?!?」
ループ五回目ともなれば、このカップルへの心情も深く重いのだから。
セドリックはアリアの熱量を不思議そうに――まるで絶滅危惧種の珍獣でも見るような目でじっと見つめていた。
やがて、ひとつ頷いて言う。
「なるほど。つまり俺と君の目的は一致しているわけだな」
「……は、はい?」
「クラヴィス公爵家は由緒正しき名門だ。過去に王宮官僚を何人も輩出して貴族派にも強い影響力がある。国家の安定を図るうえで、殿下がその嫡嬢と結ばれるのは何より望ましい」
「……はあ」
アリアは曖昧に頷きながらも呆気に取られていた。
推しカプの尊さを語ってたつもりが、いつのまにか壮大な国政の話になっているのだから。
「それならば、目的が同じである君に適任の仕事がある」
「し、仕事ですか…?」
きょとんとしたアリアに、セドリックは微笑すら浮かべず淡々と告げる。
「君の観察眼を活かして俺のもとに二人の観察報告をしに来る仕事だ。日々の王太子殿下とクラヴィス嬢の様子を君の言葉で詳細に報告してもらう」
あまりに自然に提案されたその内容に、アリアは一瞬思考が追いつかなかった。
「は、はい~~!?!?」