ループするメイドは破滅ルートを回避したい!はずが、なぜか宰相様の溺愛ルートに入ってしまいました!?
「あの……エレナ様に、毒針入りのブローチが贈られてきたことがありましたよね?その箱に小さなメッセージカードが入っていたんです。そこに刻印されていた紋章が……確かこれと同じで」
手のひらに乗せた硬貨を指先でなぞりながら言うと、セドリックの動きが止まった。
「そのカード、今はどこにある?」
「え?えっと……確かブローチと一緒に王宮監察局に提出したので、たぶん保管庫にあるはずです」
アリアが答えると、セドリックの蒼玉色の瞳が細く鋭く光った。
すぐさま控えていた従者へと指示が飛ばす。
「先に王宮に戻りライナスと連携して王宮監察局にすぐ確認を取れ。それからこの硬貨の分析を急がせろ」
「かしこまりました!」
その思考と判断の速さと漂う緊張感にアリアは息をのんで、走り去って行く従者の後ろ姿を見送った。
「よく記憶していたな」
セドリックは硬貨を指で高く弾くと、銀色の小さな硬貨が反射して鈍く光った。
「これが解決の糸口になるかもしれない。今日一番の収穫だ」
「そんな、本当にたまたまですから…!」
ストレートに褒められると思わなくて、アリアは慌てて両手を振った。
「四度目のたまたまか?君はよっぽど偶然の神に愛されているんだな」
「えっと……」
手のひらに乗せた硬貨を指先でなぞりながら言うと、セドリックの動きが止まった。
「そのカード、今はどこにある?」
「え?えっと……確かブローチと一緒に王宮監察局に提出したので、たぶん保管庫にあるはずです」
アリアが答えると、セドリックの蒼玉色の瞳が細く鋭く光った。
すぐさま控えていた従者へと指示が飛ばす。
「先に王宮に戻りライナスと連携して王宮監察局にすぐ確認を取れ。それからこの硬貨の分析を急がせろ」
「かしこまりました!」
その思考と判断の速さと漂う緊張感にアリアは息をのんで、走り去って行く従者の後ろ姿を見送った。
「よく記憶していたな」
セドリックは硬貨を指で高く弾くと、銀色の小さな硬貨が反射して鈍く光った。
「これが解決の糸口になるかもしれない。今日一番の収穫だ」
「そんな、本当にたまたまですから…!」
ストレートに褒められると思わなくて、アリアは慌てて両手を振った。
「四度目のたまたまか?君はよっぽど偶然の神に愛されているんだな」
「えっと……」