ループするメイドは破滅ルートを回避したい!はずが、なぜか宰相様の溺愛ルートに入ってしまいました!?
(な、なんで……!?)
頬がじんわりと熱を持つ。
焦ってその感情を打ち消そうとするけれど、いまさらだった。
(ど、どうしよう……!絶対、変な方向に進んでる気がする……!!)
「顔が赤いな」
「えっ、な、なんでもないです!日差しがっ、ちょっと暑くて!」
「そうか?どう見ても曇り空だが」
「気のせいです!少し考え事をしていただけで!!」
どんどん墓穴を掘っている気がするのに、口が止まらない。
焦りに焦っているアリアの様子をセドリックは一瞬だけ無言で見つめると、ふっと口元を緩めた。
「ちょっと、ついてこい」
「えっ!?視察は……?」
「ここで切り上げる。ただ、最後にもう一軒だけ寄りたいところがある」
そう言うなり、セドリックは自然な手つきでアリアの手をとった。
ぐい、と引かれるようにして、人混みの中へと歩き出す。
「ちょっ……!あの、ちょっと手が……!?」
「迷子になられると困るからな」
「いや迷子って!?さすがに子どもじゃないんですからっ……!」
人波の中を、温かくて大きな手に迷いなく引かれて進んでいく。
握られた手から伝わる体温が、どんどん心の奥まで染み込んでいくようで胸が跳ねる。
(どうしよう…こんなはずじゃなかったのに……)
この手に、ずっと引かれていたくなるなんて。
頬がじんわりと熱を持つ。
焦ってその感情を打ち消そうとするけれど、いまさらだった。
(ど、どうしよう……!絶対、変な方向に進んでる気がする……!!)
「顔が赤いな」
「えっ、な、なんでもないです!日差しがっ、ちょっと暑くて!」
「そうか?どう見ても曇り空だが」
「気のせいです!少し考え事をしていただけで!!」
どんどん墓穴を掘っている気がするのに、口が止まらない。
焦りに焦っているアリアの様子をセドリックは一瞬だけ無言で見つめると、ふっと口元を緩めた。
「ちょっと、ついてこい」
「えっ!?視察は……?」
「ここで切り上げる。ただ、最後にもう一軒だけ寄りたいところがある」
そう言うなり、セドリックは自然な手つきでアリアの手をとった。
ぐい、と引かれるようにして、人混みの中へと歩き出す。
「ちょっ……!あの、ちょっと手が……!?」
「迷子になられると困るからな」
「いや迷子って!?さすがに子どもじゃないんですからっ……!」
人波の中を、温かくて大きな手に迷いなく引かれて進んでいく。
握られた手から伝わる体温が、どんどん心の奥まで染み込んでいくようで胸が跳ねる。
(どうしよう…こんなはずじゃなかったのに……)
この手に、ずっと引かれていたくなるなんて。