白い結婚にさよならを。死に戻った私はすべてを手に入れる。

37 初めてのお茶会➁

「大丈夫ですか?」

 さすがにむせ込んだ私に、ブレイズは慌てて立ち上がろうとする。
 しかし私は反対の手でそれを制止した。

 いろんな意味で恥ずかしいからやめてぇ。
 もっとも、口いっぱいに頬張った自分のせいなんだけど。

「だ、大丈夫です。いきなりそんなことを言われたのでビックリしただけで」
「そんなこと?」

 あ。
 そこまで言われてふと気づく。
 彼が言ったのは、服装じゃない。
 やだ、何を勘違いしてるの私。
 ちょっと馬鹿すぎて恥ずかしいんだけど。

 だって……綺麗だなんて初めて言われたんだもの。
 自分のコトかって勘違いしちゃったし。

< 128 / 236 >

この作品をシェア

pagetop