白い結婚にさよならを。死に戻った私はすべてを手に入れる。
「いくつくらい納品できそうだ」
「お時間さえいただければ、いくつでも可能かと」
「そうか。それなら上にその話を出しておこう」
「ありがとうございます。あ、そうだ。この前の下水掃除の契約もそうですが、全て私名義でお願いします」

 ココが重要なのよね。
 契約内容を父に知られたら大変だわ。
 だいたいこの薬玉の活用方法すらあの人はまだ知らないんだから。

「ああ、わかった。そうしよう」
「一時的にはそれで逃げてもらうとして、根本的な解決はどうしますか騎士団長」
「そうだなぁ」
「ん-。根本的になるかはあれですが、やりようはありますよ」

 私の言葉に、二人は食い入るようにこちらを見ていた。
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