妖精渉る夕星に〜真摯な愛を秘めた外科医は、再会した絵本作家を逃さない〜
北斗は花梨の体を寝室のベッドに運んでそっと寝かせた。再び唇が重なり合い、互いを求め合うようにキスをする。
「あのっ……電気、消したらダメ……? 裸を見られるのは、まだちょっと恥ずかしくて……」
「もちろん。でも小さいライトはつけてもいいかな? 真っ暗だと全然見えなくて」
花梨が頷くと、北斗はサイドテーブルに置いてあったリモコンを使って消した。それからベッドについているスイッチを押して、灯りを暗くさせる。
柔らかな光の中に揺れる北斗を見ながら、うっとりと目を細める。なんて甘くてふわふわしているんだろう──気持ちよさと安心感から、体の力が抜けていく。高校生の時のキスはほんの一瞬で、唇が触れ合うだけだった。何かを感じるには短すぎて、二人の唇が重なり合った記憶しかなかった。
しかし今はどうだろう。唇の柔らかさ、互いを求め合う音、彼から香るフレグランス──全てが花梨の中の、北斗が好きだという恋心に拍車をかけていく。
あの日に置いてきてしまったキスの続きが、こんなにも甘美なものだなんて知らなかった。
彼の舌が花梨の砦を破り、遠慮がちに侵入してくると、ねっとりと絡み合っていく。
ベッドにぐったりと沈み込んだ花梨は、北斗の手が胸の上を彷徨い始めたことに気付いてピクンと震えたが、キスに酔わされ、それを嫌とは感じなかった。
何度も胸を揉む彼の手がゆっくりと下へ移動し、バスローブの紐を解く。外気に触れた肌がほんのり冷たく感じたが、すぐに北斗の肌が重なり、花梨の体を温めてくれた。
今度は胸を北斗の手に直に包まれたかと思うと、胸の頂を彼の指が弄り始めた。摘んだり、転がしたりするたびに、体の奥の方が疼くのを感じる。
唇が離れると、北斗は呼吸が乱れ、余裕がなさそうな表情で花梨を見つめていた。
「ごめん……全然余裕なくて……嫌だったらすぐに言って……」
おずおずと頷くと、北斗は花梨の胸の頂に勢いよく吸い付き、舌で舐り始めた。あまりに突然の刺激に花梨の体がびくんと震えたが、それからやってきた感覚に、体が小刻みに震え始める。
これが気持ちいいっていう感覚なのかしら──こんなふうに反応するのは初めての経験だった。だからこそ自覚した瞬間から、意識が飛びそうなほどの快感へと姿を変えていく。
呼吸が乱れ、心臓が早鐘のように打ち続ける。が抜けたところへ、北斗が花梨の足を開かせてその間に滑り込んできた。
「あのっ……電気、消したらダメ……? 裸を見られるのは、まだちょっと恥ずかしくて……」
「もちろん。でも小さいライトはつけてもいいかな? 真っ暗だと全然見えなくて」
花梨が頷くと、北斗はサイドテーブルに置いてあったリモコンを使って消した。それからベッドについているスイッチを押して、灯りを暗くさせる。
柔らかな光の中に揺れる北斗を見ながら、うっとりと目を細める。なんて甘くてふわふわしているんだろう──気持ちよさと安心感から、体の力が抜けていく。高校生の時のキスはほんの一瞬で、唇が触れ合うだけだった。何かを感じるには短すぎて、二人の唇が重なり合った記憶しかなかった。
しかし今はどうだろう。唇の柔らかさ、互いを求め合う音、彼から香るフレグランス──全てが花梨の中の、北斗が好きだという恋心に拍車をかけていく。
あの日に置いてきてしまったキスの続きが、こんなにも甘美なものだなんて知らなかった。
彼の舌が花梨の砦を破り、遠慮がちに侵入してくると、ねっとりと絡み合っていく。
ベッドにぐったりと沈み込んだ花梨は、北斗の手が胸の上を彷徨い始めたことに気付いてピクンと震えたが、キスに酔わされ、それを嫌とは感じなかった。
何度も胸を揉む彼の手がゆっくりと下へ移動し、バスローブの紐を解く。外気に触れた肌がほんのり冷たく感じたが、すぐに北斗の肌が重なり、花梨の体を温めてくれた。
今度は胸を北斗の手に直に包まれたかと思うと、胸の頂を彼の指が弄り始めた。摘んだり、転がしたりするたびに、体の奥の方が疼くのを感じる。
唇が離れると、北斗は呼吸が乱れ、余裕がなさそうな表情で花梨を見つめていた。
「ごめん……全然余裕なくて……嫌だったらすぐに言って……」
おずおずと頷くと、北斗は花梨の胸の頂に勢いよく吸い付き、舌で舐り始めた。あまりに突然の刺激に花梨の体がびくんと震えたが、それからやってきた感覚に、体が小刻みに震え始める。
これが気持ちいいっていう感覚なのかしら──こんなふうに反応するのは初めての経験だった。だからこそ自覚した瞬間から、意識が飛びそうなほどの快感へと姿を変えていく。
呼吸が乱れ、心臓が早鐘のように打ち続ける。が抜けたところへ、北斗が花梨の足を開かせてその間に滑り込んできた。