(2025改稿版)俺の妻は本当に可愛い~恋のリハビリから俺様社長に結婚を迫られています~
それから愁さんは更衣室へ向かっていく。
残された私は女性スタッフに連れられて、混乱した想いを抱えたまま更衣室に足を進めた。
鏡に映る純白のウェディングドレス姿の自分は、女性スタッフの素晴らしい手腕のおかげでよく知る自分ではないようだ。
小さい頃、夢見ていたドレス姿なのに緊張しすぎて楽しむ余裕はない。
「とてもお似合いです。どうぞこちらに、板谷社長がお待ちです」
女性スタッフに声をかけられ、恐る恐る足を踏み出す。
むき出しの肩に強い夏の陽射しが降り注ぎ、幾重にも重なるレースが心地よい音をたてる。
ほんの数メートル先に人々に囲まれた愁さんがいた。
彼も私同様真っ白なフロックコートに身を包んでいる。
「沙和」
私に気づいた愁さんが、柔らかく目を細めて近づいてくる。
いつも以上に素敵な姿に声も視線も奪われ、見惚れてしまう。
「……綺麗すぎて、びっくりした」
耳に届いた低い声にハッとする。
私の正面に立つ愁さんの耳が少し赤く染まっていた。
「ありがとうございます……でも愁、さんのほうが素敵です」
「ありがとう。でも沙和のほうが素敵だよ。このまま本当の結婚式をしたいくらいだ」
「からかいすぎです」
「本気、俺の妻は本当に可愛い 」
衝撃的なセリフに呼吸が止まりそうになる。
残された私は女性スタッフに連れられて、混乱した想いを抱えたまま更衣室に足を進めた。
鏡に映る純白のウェディングドレス姿の自分は、女性スタッフの素晴らしい手腕のおかげでよく知る自分ではないようだ。
小さい頃、夢見ていたドレス姿なのに緊張しすぎて楽しむ余裕はない。
「とてもお似合いです。どうぞこちらに、板谷社長がお待ちです」
女性スタッフに声をかけられ、恐る恐る足を踏み出す。
むき出しの肩に強い夏の陽射しが降り注ぎ、幾重にも重なるレースが心地よい音をたてる。
ほんの数メートル先に人々に囲まれた愁さんがいた。
彼も私同様真っ白なフロックコートに身を包んでいる。
「沙和」
私に気づいた愁さんが、柔らかく目を細めて近づいてくる。
いつも以上に素敵な姿に声も視線も奪われ、見惚れてしまう。
「……綺麗すぎて、びっくりした」
耳に届いた低い声にハッとする。
私の正面に立つ愁さんの耳が少し赤く染まっていた。
「ありがとうございます……でも愁、さんのほうが素敵です」
「ありがとう。でも沙和のほうが素敵だよ。このまま本当の結婚式をしたいくらいだ」
「からかいすぎです」
「本気、俺の妻は本当に可愛い 」
衝撃的なセリフに呼吸が止まりそうになる。