【完結】売られた令嬢は最後の夜にヤリ逃げしました〜平和に子育てしていると、迎えに来たのは激重王子様でした〜
たった一度しかない特別なパーティーだが、シルヴィーは招待状をそっとテーブルに置いた。
どうせ自分がそのような華やかな場所に行けないとはわかっていたからだ。
マナーは母に教わった程度だし、ドレスも持っていなかったためシルヴィーはパーティーやお茶会に行くことは諦めていた。
けれど母が唯一自分が持っていたドレスをリメイクしてシルヴィーのためにドレスを作ってくれたのだ。
レースが美しい上品なワインレッドのドレスだ。
『シルヴィー、いってらっしゃい! 楽しんでね』
『ありがとう、お母様』
父には内緒で参加する初めてのパーティー。
シルヴィーは馬車の中で緊張していた。粗相をして父の耳に入れば恐ろしいことになってしまう。
(今日は王女様も参加するのよね。王子様にもあえるのかしら)
シルヴィーは蝶の刺繍が施されたハンカチを取り出して胸元で握った。
このハンカチは母とお揃いで、シルヴィーが母の誕生日にプレゼントしたものだ。
母から教わったマナーをひたすら頭の中で繰り返す。
会場につくと、そこは本で読んだような夢のような世界が広がっていた。
中庭で開かれた煌びやかなパーティー会場。
同じ年の令嬢たちが煌びやかなドレスを着て、楽しげに談笑している。
人形のように美しい令嬢たちや最新のドレスに目を奪われていた。
しかし次第に人目が気になり始めて端に移動する。こっそりと様子を見ていた。
夢のような世界を見ているだけでシルヴィーは幸せだった。
(今からパーティーが始まるのよね。楽しみだわ!)
どうせ自分がそのような華やかな場所に行けないとはわかっていたからだ。
マナーは母に教わった程度だし、ドレスも持っていなかったためシルヴィーはパーティーやお茶会に行くことは諦めていた。
けれど母が唯一自分が持っていたドレスをリメイクしてシルヴィーのためにドレスを作ってくれたのだ。
レースが美しい上品なワインレッドのドレスだ。
『シルヴィー、いってらっしゃい! 楽しんでね』
『ありがとう、お母様』
父には内緒で参加する初めてのパーティー。
シルヴィーは馬車の中で緊張していた。粗相をして父の耳に入れば恐ろしいことになってしまう。
(今日は王女様も参加するのよね。王子様にもあえるのかしら)
シルヴィーは蝶の刺繍が施されたハンカチを取り出して胸元で握った。
このハンカチは母とお揃いで、シルヴィーが母の誕生日にプレゼントしたものだ。
母から教わったマナーをひたすら頭の中で繰り返す。
会場につくと、そこは本で読んだような夢のような世界が広がっていた。
中庭で開かれた煌びやかなパーティー会場。
同じ年の令嬢たちが煌びやかなドレスを着て、楽しげに談笑している。
人形のように美しい令嬢たちや最新のドレスに目を奪われていた。
しかし次第に人目が気になり始めて端に移動する。こっそりと様子を見ていた。
夢のような世界を見ているだけでシルヴィーは幸せだった。
(今からパーティーが始まるのよね。楽しみだわ!)