【完結】売られた令嬢は最後の夜にヤリ逃げしました〜平和に子育てしていると、迎えに来たのは激重王子様でした〜
目まぐるしい日々ではあるが、確かな幸せを感じていると、ついにレースが完成した。
王妃とお茶の時間にレースを見せつつ、そのことを報告する。
「まぁ……! 見事だわ」
「ありがとうございます」
「さすがシルヴィーね。マリアも元気を出すかしら」
王妃が手を合わせながら笑みを浮かべる。
王女のマリアはシルヴィーとホレスに会えることに興奮しすぎてしまい、熱を出して寝込むということを繰り返しているそうだ。
早く会いたい気持ちはありつつも、なかなか会えない日々が続いている。
けれど侍女を通じて、シルヴィーにほぼ毎日手紙を書いてくれている。
シルヴィーも休憩中に返事をするのだが、噂で聞いていた彼女よりもずっと優しくてかわいらしい人物だ。
リサによればそれはシルヴィーに対してだけなのだという。
噂通りアデラールのことが大好きでホレスに会ったら気絶する自信があると手紙に書いてあった。
今日はマリアにレースが仕上がったと報告できそうだ。彼女は喜んでくれるだろうか。
コツコツと積み上げたものが形になり、達成感でいっぱいだった。
このレースが仕上がったことでシルヴィーはいよいよ現状に向き合わなければならなくなってくるだろう。
国王夫妻はシルヴィーを本当の子どものようにかわいがってくれている。
アデラールはシルヴィーに対して砂糖のように甘い。受け止められないほどの優しさと愛情をくれるのだ。
王妃とお茶の時間にレースを見せつつ、そのことを報告する。
「まぁ……! 見事だわ」
「ありがとうございます」
「さすがシルヴィーね。マリアも元気を出すかしら」
王妃が手を合わせながら笑みを浮かべる。
王女のマリアはシルヴィーとホレスに会えることに興奮しすぎてしまい、熱を出して寝込むということを繰り返しているそうだ。
早く会いたい気持ちはありつつも、なかなか会えない日々が続いている。
けれど侍女を通じて、シルヴィーにほぼ毎日手紙を書いてくれている。
シルヴィーも休憩中に返事をするのだが、噂で聞いていた彼女よりもずっと優しくてかわいらしい人物だ。
リサによればそれはシルヴィーに対してだけなのだという。
噂通りアデラールのことが大好きでホレスに会ったら気絶する自信があると手紙に書いてあった。
今日はマリアにレースが仕上がったと報告できそうだ。彼女は喜んでくれるだろうか。
コツコツと積み上げたものが形になり、達成感でいっぱいだった。
このレースが仕上がったことでシルヴィーはいよいよ現状に向き合わなければならなくなってくるだろう。
国王夫妻はシルヴィーを本当の子どものようにかわいがってくれている。
アデラールはシルヴィーに対して砂糖のように甘い。受け止められないほどの優しさと愛情をくれるのだ。