【完結】売られた令嬢は最後の夜にヤリ逃げしました〜平和に子育てしていると、迎えに来たのは激重王子様でした〜
やはりシルヴィー宛ての招待状などなく、パーティーにも勝手に参列するわけにはいけない。
それにお茶会やパーティーの誘いは、すべて義母たちに阻止されてしまう。
このまま諦めるしかないと思っていた時、信じられない奇跡が起こる。
シルヴィーの願いを知ってか知らずか婚約を解消される一週間前、シルヴィー宛ての招待状。なんと夜会の誘いがあったのだ。
最初は何かのイタズラではないかと思った。
真っ黒な封筒に赤い蝋封には差出人はなく、シルヴィーの名前だけが書かれていた。
同じくそこに置かれた紅椿と金色で彩られた真っ白な仮面を手に取る。
(仮面……? 仮面をつけて出席する夜会なのかしら)
まるで狙ったようなタイミングに不信感を抱かなかったわけではない。
しかし嘘みたいに偶然が重なったことで、シルヴィーはこの夜会に最初で最後を経験する場所にしようと決めたのだ。
(急いでドレスを作りましょう。たしか試作品のレースもあったはず……)
わずかに手元に残っていたものを使い、手早くドレスを作っていく。
この魔法を授かったことや、毎日欠かさず使っていたことで短期間でドレスの製作ができるようになった。
(ここに刺繍を入れたらかわいいんじゃないかしら……レースはこの辺りに縫い込んでいけば華やかよね)
それにお茶会やパーティーの誘いは、すべて義母たちに阻止されてしまう。
このまま諦めるしかないと思っていた時、信じられない奇跡が起こる。
シルヴィーの願いを知ってか知らずか婚約を解消される一週間前、シルヴィー宛ての招待状。なんと夜会の誘いがあったのだ。
最初は何かのイタズラではないかと思った。
真っ黒な封筒に赤い蝋封には差出人はなく、シルヴィーの名前だけが書かれていた。
同じくそこに置かれた紅椿と金色で彩られた真っ白な仮面を手に取る。
(仮面……? 仮面をつけて出席する夜会なのかしら)
まるで狙ったようなタイミングに不信感を抱かなかったわけではない。
しかし嘘みたいに偶然が重なったことで、シルヴィーはこの夜会に最初で最後を経験する場所にしようと決めたのだ。
(急いでドレスを作りましょう。たしか試作品のレースもあったはず……)
わずかに手元に残っていたものを使い、手早くドレスを作っていく。
この魔法を授かったことや、毎日欠かさず使っていたことで短期間でドレスの製作ができるようになった。
(ここに刺繍を入れたらかわいいんじゃないかしら……レースはこの辺りに縫い込んでいけば華やかよね)