【完結】売られた令嬢は最後の夜にヤリ逃げしました〜平和に子育てしていると、迎えに来たのは激重王子様でした〜
「…………おい、お前」
「……っ!?」
シルヴィーはこの追い詰められた状況で目を見開いてラディング侯爵をギロリと睨みつけた。
そしてラディング侯爵が呆然としている隙に、彼の肉で分厚く重なっている頬を鷲掴みにする。
大きすぎて手のひらが届かないからだ。
ぎとぎとの油が手のひらに付着するが、そんなこと何も気にならない。
ただ怒りのままに力をこめる。
爪が食い込むのだろう。痛みに顔を歪めているではないか。
「や、やめろ……!」
「さっきから聞いていたら偉っそうにっ、しやがって……ヒック」
頬を引かれて言葉が出ないラディング侯爵の頬を握り潰すように爪を立てていく。
不思議といつもよりと力が出るような気がした。
たまらずラディング侯爵は体を持ち上げて、シルヴィーと距離を取ろうとするがバランスを崩して後ろに倒れ込む。
天蓋付きベッドが大きく揺れて体が沈んだ。
シルヴィーは上半身を起こしてから、反対側の手でつけていた仮面を剥ぎ取ると床に投げつけた。
バキリと派手な音を立てて紅椿が描かれていた仮面が真っ二つに割れる。
ニヤリと唇を歪めてラディング侯爵を見据えた。
「よくも……よくもやってくれ、ヒック……たなぁ」
「ヒッ!? な、なんだお前っ! ここじゃ……ヘブッ!?」
シルヴィーはさっきの仕返しとばかりにラディング侯爵の顎を掴もうとして、そのままダイブしてしまう。。
すると手は自然と彼の顎を下から殴り飛ばした。
「……っ!?」
シルヴィーはこの追い詰められた状況で目を見開いてラディング侯爵をギロリと睨みつけた。
そしてラディング侯爵が呆然としている隙に、彼の肉で分厚く重なっている頬を鷲掴みにする。
大きすぎて手のひらが届かないからだ。
ぎとぎとの油が手のひらに付着するが、そんなこと何も気にならない。
ただ怒りのままに力をこめる。
爪が食い込むのだろう。痛みに顔を歪めているではないか。
「や、やめろ……!」
「さっきから聞いていたら偉っそうにっ、しやがって……ヒック」
頬を引かれて言葉が出ないラディング侯爵の頬を握り潰すように爪を立てていく。
不思議といつもよりと力が出るような気がした。
たまらずラディング侯爵は体を持ち上げて、シルヴィーと距離を取ろうとするがバランスを崩して後ろに倒れ込む。
天蓋付きベッドが大きく揺れて体が沈んだ。
シルヴィーは上半身を起こしてから、反対側の手でつけていた仮面を剥ぎ取ると床に投げつけた。
バキリと派手な音を立てて紅椿が描かれていた仮面が真っ二つに割れる。
ニヤリと唇を歪めてラディング侯爵を見据えた。
「よくも……よくもやってくれ、ヒック……たなぁ」
「ヒッ!? な、なんだお前っ! ここじゃ……ヘブッ!?」
シルヴィーはさっきの仕返しとばかりにラディング侯爵の顎を掴もうとして、そのままダイブしてしまう。。
すると手は自然と彼の顎を下から殴り飛ばした。