【完結】売られた令嬢は最後の夜にヤリ逃げしました〜平和に子育てしていると、迎えに来たのは激重王子様でした〜
この力が貴族たちから疎まれる理由は火、水、風、土、雷など代表的な属性に入っていないから。ただそれだけだった。
この魔法はレースを早く編めたり、刺繍や服作りに役に立つ。
洗濯物だって早く干せるし、近くに紐状のものがあれば悪漢だってすぐに拘束できた。
しかしそれは貴族としての役割ではないと判断されているのだろう。
シュマイディト国王はどの魔法属性でも平等にと働きかけているのだが、一部貴族たちから同意が得られることはなかった。
母は子爵家の三女で将来は自分の魔法が役に立つ服作りの商会で雇ってもらおうと日々、魔法の腕を磨いていたそうだ。
だが、レンログ伯爵家との縁談がきたことで日頃から母を疎んでいた姉たちにはめられて結婚しなければなくなった。
伯爵である彼がなぜ評判が悪いかというと、魔法が使えない元娼婦の女性を溺愛していたからだ。
いくら伯爵家の正妻になれるとしても、愛人がいて金遣いが荒いとわかっている家に嫁ぎたくはない。
幸いにも早い段階でシルヴィーを身もごり、前伯爵の時から仕えている執事と共になんとかレンログ伯爵家を支えてきた。
しかし母は次の子どもを身ごもることはなかった。
父に男児を産まなかったことで役立たず認定されてしまう。
母も彼を愛していなかったため安心したそうだ。
それから程なくして、父はほとんど帰ってこなくなり、娼婦の愛人のところに入り浸るようになった。
この魔法はレースを早く編めたり、刺繍や服作りに役に立つ。
洗濯物だって早く干せるし、近くに紐状のものがあれば悪漢だってすぐに拘束できた。
しかしそれは貴族としての役割ではないと判断されているのだろう。
シュマイディト国王はどの魔法属性でも平等にと働きかけているのだが、一部貴族たちから同意が得られることはなかった。
母は子爵家の三女で将来は自分の魔法が役に立つ服作りの商会で雇ってもらおうと日々、魔法の腕を磨いていたそうだ。
だが、レンログ伯爵家との縁談がきたことで日頃から母を疎んでいた姉たちにはめられて結婚しなければなくなった。
伯爵である彼がなぜ評判が悪いかというと、魔法が使えない元娼婦の女性を溺愛していたからだ。
いくら伯爵家の正妻になれるとしても、愛人がいて金遣いが荒いとわかっている家に嫁ぎたくはない。
幸いにも早い段階でシルヴィーを身もごり、前伯爵の時から仕えている執事と共になんとかレンログ伯爵家を支えてきた。
しかし母は次の子どもを身ごもることはなかった。
父に男児を産まなかったことで役立たず認定されてしまう。
母も彼を愛していなかったため安心したそうだ。
それから程なくして、父はほとんど帰ってこなくなり、娼婦の愛人のところに入り浸るようになった。