【完結】売られた令嬢は最後の夜にヤリ逃げしました〜平和に子育てしていると、迎えに来たのは激重王子様でした〜
それにホレスに関して気がかりなことが一つある。
彼の感情の昂りに合わせて、ふわりと物が浮くことがあるということ。
魔法は早くても五歳くらいから使えるようになるといわれている。
なのに三歳にもなっていないホレスが魔法を使えるというのは早すぎるのではないか。
つまりホレスはかなり大きな力を持っていることがわかる。
王族は国の危機に合わせて必要な魔法が与えられるのだそう。
このことからホレスは王族の血を引いているということが裏付けになったのだ。
それに周囲にこの年から魔法が使えるとバレたら大変だ。
(ホレスや王国のためにも申告した方がいいのはわかっているけれど……)
シルヴィーに悩みは尽きないが、今だけは三人で平和に幸せに暮らしたい。
せめてシルヴィーの心の準備ができるまではと思ってしまうのはわがままだろうか。
「ホレス、いい子にしているのよ」
「あい!」
「あと、力は絶対に使っちゃダメだからね!」
シルヴィーはホレスの額や頬にキスをしてから仕事場へと向かう。
高級洋装店の裏方で母と共にレース職人としてレースを編んでいる。
すべて手作業なレースは高級品。
それに子どもの頃から毎日、刺繍や編みもの、レースを編み続けていたため随分と魔法の腕を上げていた。
母もシルヴィーに負けないようにと働いていたため、リーズの店は上質なレースが早く手に入ると評判となった。
富と権力の象徴として宝石よりも重宝されることもある。
貴族や資産家などから依頼がくることがほとんどだが、裏方の仕事なため顔を合わせることもなく問題はない。
今日も一緒に働いている仲間たちがシルヴィーの元にやってくる。
彼の感情の昂りに合わせて、ふわりと物が浮くことがあるということ。
魔法は早くても五歳くらいから使えるようになるといわれている。
なのに三歳にもなっていないホレスが魔法を使えるというのは早すぎるのではないか。
つまりホレスはかなり大きな力を持っていることがわかる。
王族は国の危機に合わせて必要な魔法が与えられるのだそう。
このことからホレスは王族の血を引いているということが裏付けになったのだ。
それに周囲にこの年から魔法が使えるとバレたら大変だ。
(ホレスや王国のためにも申告した方がいいのはわかっているけれど……)
シルヴィーに悩みは尽きないが、今だけは三人で平和に幸せに暮らしたい。
せめてシルヴィーの心の準備ができるまではと思ってしまうのはわがままだろうか。
「ホレス、いい子にしているのよ」
「あい!」
「あと、力は絶対に使っちゃダメだからね!」
シルヴィーはホレスの額や頬にキスをしてから仕事場へと向かう。
高級洋装店の裏方で母と共にレース職人としてレースを編んでいる。
すべて手作業なレースは高級品。
それに子どもの頃から毎日、刺繍や編みもの、レースを編み続けていたため随分と魔法の腕を上げていた。
母もシルヴィーに負けないようにと働いていたため、リーズの店は上質なレースが早く手に入ると評判となった。
富と権力の象徴として宝石よりも重宝されることもある。
貴族や資産家などから依頼がくることがほとんどだが、裏方の仕事なため顔を合わせることもなく問題はない。
今日も一緒に働いている仲間たちがシルヴィーの元にやってくる。