運命的な出会いには裏がある。
Episode2
昨夜から数時間後、午前10時頃に通いだして間もないジムに顔を出した。
相変わらず平日仕事で来られないサラリーマンや、体重などを気にする中年男性などが多い。若い人はここに通っていないのだと思う。
出会いがあるかもと少し期待をして入ってしまったのもあって、勝手にがっかりしてしまったが、ひとまず運動は好きなのでトレーナーから指示を受け、軽く身体を動かすとトレッドミル、一般的にランニングマシンと言われる物の機械の上でゆっくり歩く。
20分程ウォーキングをして軽くストレッチをしていると、それから「あれ、ここ通ってたんだ。」と急に声を掛けられて顔を上げる。
「え、暖?」
「奇遇じゃん。もしかしてチラシ見て入った?」
「そう、暖も?」
「うん、まあ俺は職場の先輩から出来るって聞いてて、重い荷物運ぶのに筋力無いとしんどいからちょっと前から通ってて、知り合いいるの助かる」
そう言いながら暖も隣に座って、一緒に軽いストレッチを始めた。
こんな所で会えるなんて思っていなかったから、少し嬉しくなった。
「どれくらいで通ってるの?」
「結構適当だけど、休みの日にちょっと長く行くこともあれば、仕事終わりにちょっとだけ行くこともあるよ」
「そうなんだ、私は土日だけだな~、今のところは」
「へぇ、この時間?」
「基本的にはね」
私の話を聞きながらも簡単にストレッチは済ませた様ですぐに立ち上がってしまった。話しに来たわけでは無いから仕方ないけど、少しだけ話したりなさを感じた。
相変わらず平日仕事で来られないサラリーマンや、体重などを気にする中年男性などが多い。若い人はここに通っていないのだと思う。
出会いがあるかもと少し期待をして入ってしまったのもあって、勝手にがっかりしてしまったが、ひとまず運動は好きなのでトレーナーから指示を受け、軽く身体を動かすとトレッドミル、一般的にランニングマシンと言われる物の機械の上でゆっくり歩く。
20分程ウォーキングをして軽くストレッチをしていると、それから「あれ、ここ通ってたんだ。」と急に声を掛けられて顔を上げる。
「え、暖?」
「奇遇じゃん。もしかしてチラシ見て入った?」
「そう、暖も?」
「うん、まあ俺は職場の先輩から出来るって聞いてて、重い荷物運ぶのに筋力無いとしんどいからちょっと前から通ってて、知り合いいるの助かる」
そう言いながら暖も隣に座って、一緒に軽いストレッチを始めた。
こんな所で会えるなんて思っていなかったから、少し嬉しくなった。
「どれくらいで通ってるの?」
「結構適当だけど、休みの日にちょっと長く行くこともあれば、仕事終わりにちょっとだけ行くこともあるよ」
「そうなんだ、私は土日だけだな~、今のところは」
「へぇ、この時間?」
「基本的にはね」
私の話を聞きながらも簡単にストレッチは済ませた様ですぐに立ち上がってしまった。話しに来たわけでは無いから仕方ないけど、少しだけ話したりなさを感じた。