鬼上司のバニーガール ~部長、あなたが撫でているのは愛兎ではなくあなたの部下です~
「牧野、好きだ」
「もうっ、人格変わりすぎです! なんでこんなに甘いんですか!? ドキドキさせないでください……」
ときめきとは呼べないほどの胸の高鳴りに、梢はもういっぱいいっぱいになっている。
けれど、孝仁はまったく容赦してくれない。さらに甘い攻撃をしかけてくる。
孝仁の大きな手に頭を撫でられたかと思うと、今度はその手で優しく頬をくすぐられる。そこからゆっくりとうなじの方へ移動した彼の手は、梢の頭を上向かせるように持ち上げた。その状態のまま額や頬に口づけられる。
「慣れろ。生憎、恋人は甘やかしたい質なんだ」
あの鬼とは思えない言動。別人と言われた方がまだ納得できる。
だが、切れ長の目も、低い声も、大きな手も、梢の知っている孝仁のもの。梢が好きになった彼に違いない。
どうやらこの人には梢の知らない顔がまだまだあるようだ。
(私、とんでもない人をつかまえちゃったのかもしれない……)
とても嬉しい瞬間のはずなのに、大きすぎる驚きと若干の恐怖に襲われ、喜びに浸る余裕もない。
孝仁の甘々攻撃はその後も続き、梢は帰る頃にはもうヘロヘロになっていた。
「もうっ、人格変わりすぎです! なんでこんなに甘いんですか!? ドキドキさせないでください……」
ときめきとは呼べないほどの胸の高鳴りに、梢はもういっぱいいっぱいになっている。
けれど、孝仁はまったく容赦してくれない。さらに甘い攻撃をしかけてくる。
孝仁の大きな手に頭を撫でられたかと思うと、今度はその手で優しく頬をくすぐられる。そこからゆっくりとうなじの方へ移動した彼の手は、梢の頭を上向かせるように持ち上げた。その状態のまま額や頬に口づけられる。
「慣れろ。生憎、恋人は甘やかしたい質なんだ」
あの鬼とは思えない言動。別人と言われた方がまだ納得できる。
だが、切れ長の目も、低い声も、大きな手も、梢の知っている孝仁のもの。梢が好きになった彼に違いない。
どうやらこの人には梢の知らない顔がまだまだあるようだ。
(私、とんでもない人をつかまえちゃったのかもしれない……)
とても嬉しい瞬間のはずなのに、大きすぎる驚きと若干の恐怖に襲われ、喜びに浸る余裕もない。
孝仁の甘々攻撃はその後も続き、梢は帰る頃にはもうヘロヘロになっていた。


