鬼上司のバニーガール ~部長、あなたが撫でているのは愛兎ではなくあなたの部下です~
「爪切り、本当に嫌なんですね」
孝仁が呼んでも近寄ってこようとしない。よほどご立腹のようだ。
「嫌がるのはわかっているんだが、スイのためだからしかたない。怪我や病気になっては困るからな」
「動物を飼う責任ですね」
「そうだな。衛生面には常に注意を払っているし、室温は一定になるようにしている。ほかにも滑って転ばないようマットを敷いたり、かじると危険なものを排除したりと気を配っている」
この部屋を見回してみると、隙間なくきれいにマットが敷かれており、余計な荷物は置かれていないとわかる。
「言われてみるとリビングはフローリングのままなのに、こっちはマットがきれいに敷かれてますね。スイちゃんのためなんですね」
「うさぎの足は毛で覆われていて滑りやすいんだ。だから、スイが動き回るスペースにはマットを敷いている」
「えっ、そうなんですね。肉球があるんだと思ってました」
「いや、すべて毛に覆われている」
勝手に肉球がついているイメージを持っていたから、うさぎの足の裏を想像してもピンとこない。今はスイの足裏を見るのは無理そうだが、いつか見てみたいものだ。
孝仁が呼んでも近寄ってこようとしない。よほどご立腹のようだ。
「嫌がるのはわかっているんだが、スイのためだからしかたない。怪我や病気になっては困るからな」
「動物を飼う責任ですね」
「そうだな。衛生面には常に注意を払っているし、室温は一定になるようにしている。ほかにも滑って転ばないようマットを敷いたり、かじると危険なものを排除したりと気を配っている」
この部屋を見回してみると、隙間なくきれいにマットが敷かれており、余計な荷物は置かれていないとわかる。
「言われてみるとリビングはフローリングのままなのに、こっちはマットがきれいに敷かれてますね。スイちゃんのためなんですね」
「うさぎの足は毛で覆われていて滑りやすいんだ。だから、スイが動き回るスペースにはマットを敷いている」
「えっ、そうなんですね。肉球があるんだと思ってました」
「いや、すべて毛に覆われている」
勝手に肉球がついているイメージを持っていたから、うさぎの足の裏を想像してもピンとこない。今はスイの足裏を見るのは無理そうだが、いつか見てみたいものだ。