鬼上司のバニーガール ~部長、あなたが撫でているのは愛兎ではなくあなたの部下です~
 暗くてなにも見えない。しかし、孝仁がパチッと部屋の電気をつけると、驚きのものが梢の目に飛び込んできた。

(ベ、ベッド!? 待って、待って。そういうこと……? もしかして、今からするつもり!?)

 手加減してくれているようだったから、完全に油断していた。家に上がっても、以前のように抱きしめたり、キスしたりしてこなかったから、なにもしないものだと思っていた。

 しかし、孝仁は梢をベッドの上へと下ろし、じりじりと迫ってくる。

「あ、あの……そこをどいていただけると」

 一縷の望みをかけてお願いしてみるも、孝仁はさらに距離を詰めてくる。ほとんど覆いかぶさるくらいの位置まで近寄り、ワンピースの裾に手を入れてきた。

「ま、待ってくださいっ」

 懇願しても孝仁の手は止まらず、裾を徐々にたくし上げていく。ヒヤッとした空気が地肌に触れ、ぶるっと体が震える。気づけば、ショーツが見える位置まで脱がされていた。

 梢は咄嗟に隠そうとして両手を股の方へ持っていく。しかし、そのせいでバランスを崩して後ろに倒れてしまった。その隙に一気に脱がされる。
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