鬼上司のバニーガール ~部長、あなたが撫でているのは愛兎ではなくあなたの部下です~
梢は集中力を上げるため、一人会議室に籠もり、課題のことだけを考える。
持ってきたノートPCで、様々な商品を眺めながら考えてみるが、やはり同じようなアイデアしか浮かばない。
「はあー、あと四つなんだけどなー」
ゴールが見えそうで見えないのがもどかしい。残り二つくらいなら根性でどうにかなりそう気もするが、四つだとまだもうひと工夫必要だ。
なにかいい方法はないかと深く考え込む中、突如ドアをノックする音が鳴り響いた。
「はい? どうぞ」
この会議室は一人で利用するつもりで予約している。誰も来るはずはないのにと疑問に思いながらも、ドアの向こうにいる誰かに入室を促した。
躊躇いなく開かれるドア。その先に現れたあの人。梢は瞬時に緊張を覚える。
「っ、部長……」
「失礼する」
孝仁が許可を取ることもなく梢の向かいに座る。こうも堂々とされると、それが自然なことだと錯覚しそうになるが、実際には孝仁とはなんの約束もしていない。
緊急の用向きという可能性もあるが、それにしては急いている感じがしない。
むしろ、動くつもりはないと主張するように、どっしりと座っている。
持ってきたノートPCで、様々な商品を眺めながら考えてみるが、やはり同じようなアイデアしか浮かばない。
「はあー、あと四つなんだけどなー」
ゴールが見えそうで見えないのがもどかしい。残り二つくらいなら根性でどうにかなりそう気もするが、四つだとまだもうひと工夫必要だ。
なにかいい方法はないかと深く考え込む中、突如ドアをノックする音が鳴り響いた。
「はい? どうぞ」
この会議室は一人で利用するつもりで予約している。誰も来るはずはないのにと疑問に思いながらも、ドアの向こうにいる誰かに入室を促した。
躊躇いなく開かれるドア。その先に現れたあの人。梢は瞬時に緊張を覚える。
「っ、部長……」
「失礼する」
孝仁が許可を取ることもなく梢の向かいに座る。こうも堂々とされると、それが自然なことだと錯覚しそうになるが、実際には孝仁とはなんの約束もしていない。
緊急の用向きという可能性もあるが、それにしては急いている感じがしない。
むしろ、動くつもりはないと主張するように、どっしりと座っている。