鬼上司のバニーガール ~部長、あなたが撫でているのは愛兎ではなくあなたの部下です~
「君はカスタマーサポート部にいた頃、多くの顧客の声を聞いてきたんじゃないのか?」
「……あっ」
ゴールへ繋がる一つの道筋が突然目の前に現れた。まるでずっと裏向きだった手札をひっくり返してもらったような気分だ。今まで隠れて見えなかった部分がオープンになったことで、新たな可能性が生まれる。
「ようやく理解したか」
「顧客の声をヒントにしろということでしょうか?」
孝仁は一度だけ、けれど、大きく深く頷いてくれる。
「欲しい商品や改善してほしい点など様々な意見をいただいたはずだ。そこに新商品のヒントが隠れている」
言われてみればとても当たり前のことなのに、自分のことにばかり意識を向けていたせいで、今の今まで気づけなかった。
もちろん自分自身の感性に従って考えるのもいいことだろう。だが、なにもそれだけにこだわる必要はない。顧客の視点を借りることもできるのだ。むしろ、その視点こそ重要と言える。会社として売り出す商品は顧客に向けたものなのだから。
梢はこれまでにたくさんの顧客の生の声を聞いてきた。その経験は自分の強みと言えよう。
なんだかゴールが一気に見えてきたような気がして、気持ちも表情も明るくなる。
「……あっ」
ゴールへ繋がる一つの道筋が突然目の前に現れた。まるでずっと裏向きだった手札をひっくり返してもらったような気分だ。今まで隠れて見えなかった部分がオープンになったことで、新たな可能性が生まれる。
「ようやく理解したか」
「顧客の声をヒントにしろということでしょうか?」
孝仁は一度だけ、けれど、大きく深く頷いてくれる。
「欲しい商品や改善してほしい点など様々な意見をいただいたはずだ。そこに新商品のヒントが隠れている」
言われてみればとても当たり前のことなのに、自分のことにばかり意識を向けていたせいで、今の今まで気づけなかった。
もちろん自分自身の感性に従って考えるのもいいことだろう。だが、なにもそれだけにこだわる必要はない。顧客の視点を借りることもできるのだ。むしろ、その視点こそ重要と言える。会社として売り出す商品は顧客に向けたものなのだから。
梢はこれまでにたくさんの顧客の生の声を聞いてきた。その経験は自分の強みと言えよう。
なんだかゴールが一気に見えてきたような気がして、気持ちも表情も明るくなる。