大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)
私の頭のなかには、櫛を手に持ったお母さんがいて、近付いてきていることに、恐怖しか感じられなかった。

キシッと、ベットが沈み、音がなる。

間近に居るっ…。

壁に頭をぶつける勢いで、下がり、本当に頭をぶつけそうになってしまっていたらしく、お母さんのものとは明らかに違う、暖かくて、大きな手が、優しく私の後頭部を包み込んだ。

驚きのあまり、壁にはぶつからなかったけれど、布団に背中がつくように倒れた。

その影響で、私を包んでいた、布団が、開かれ、私の後頭部を包み込んでくれた人の姿を目にした。

「か、茅実先輩…?」

< 75 / 272 >

この作品をシェア

pagetop