大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)
私が倒れ混んでしまったのと同時に、私を守り続けてくれたせいで、茅実先輩が、私に覆い被さるように、目の前に居た。

私はすごく驚いたけれど、茅実先輩も随分驚いたようで、大きな目をもっと大きく見開いていた。

「あっ、ごめん、由乃っ。大丈夫?」

茅実先輩は、私の腕を優しくつかんで、からだを起こしてくれた。

ふらふらとしているからだが、さっきとは違い、壁という、もたれ掛かれるものがなく、勢いのままに、茅実先輩の胸にポテッと身を任せるかたちになってしまう。

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