この夜の意味〜声にできない恋を隠したら、完全無欠な御曹司の本気スイッチ入りました〜(旧:RISKY〜不敵な御曹司との恋は避けるべき〜)
彼の揺さぶりもそれを分かっているかのように、とても緩やかなものだった。
だからあんなに大きな異物が私の中に侵入してきているというのに、私は痛みだけでなくそれを超えた快感を同時に感じられる。
「辛くない?」
私は僅かな力でうなづいてみせるけれど、いっそ快感を打ち消すくらいに痛みがもっともっと強い方が良かったのかもしれないとも思う。
そうすればまるで癖になるみたいに次に期待することだってないのだから。でも彼はそんな私の気持ちを逆撫でしてくる。
「きゃ…っ、ん、あっ!」
中が抵抗しないくらいにほぐれてきたところで、その受け入れに応えるようにだんだんと揺さぶりを早くして、離れ難い体にしてくる。まるで私の中を自分の形に変えてしまうみたいに。
「ねぇ、ッ…!んあ、ッ!」
「ごめん。あれだけ無茶しないって言ったのに」
「なん、で…っ…」
「僕だって、激しくしたいわけじゃ、ないんだよ」
「ん、あっ…!」
「でも、どうしても、歯止め効かなくて」
息をするのもやっとなくらい呼吸が乱れているのに、そうやって辿々しくも申し訳なさそうにそう謝ってくる。
「君もここ好きでしょ、っ…」
「そこ、ダメ、だ、って…!」
「あぁ…きっついね」
「また、へん、に、なるっ、からっ…!」
彼の大きさなら、きっと奥まで貫いて突き動かしてしまうのも簡単なことなんだろう。
でも彼はどれだけ感情が昂っても深くには絶対に立ち入ってこないで、その手前にある障害物まで到達すると一気に引き下がっていってしまう。
「はぁ…ほんと、どうしちゃったんだろ………」
深い快感が押し寄せるその壁に彼のものがぶつかるたびに私は彼のものをキツく締め上げるから、彼はまるで苦行から耐えるように私の首筋に顔を埋めている。
そんな首筋から伝わる彼の吐息さえ今はすべて刺激に感じられて、ますます彼の逃げ道をなくしてしまっている。
その身勝手さに自分でも嫌気がさして、過ちから逃げるように私は真っ白な壁一点を見つめる。
「良いよ。今日はこのくらいにしといてあげる」
まるで行き場のない思いを留める場所を探すように、握られた手の強さが一段と強くなる。
「でも今度は、君の顔を見るまでやめたくないな」
今度、なんて私には絶対に言えない言葉だ。こんなにも近く繋がっているのに、彼と見ている先が違うことを目の当たりにさせられる。
「絶対に、綺麗だから…」
その一言を最後に、この部屋には私と彼の荒々しい息遣いと快感に耐える声にならない声が残る。
まるで互いが言葉にできない思いを押し殺しているみたいに。そう私たちが重なったって、きっとこれ以上になることはないのだから。
だからあんなに大きな異物が私の中に侵入してきているというのに、私は痛みだけでなくそれを超えた快感を同時に感じられる。
「辛くない?」
私は僅かな力でうなづいてみせるけれど、いっそ快感を打ち消すくらいに痛みがもっともっと強い方が良かったのかもしれないとも思う。
そうすればまるで癖になるみたいに次に期待することだってないのだから。でも彼はそんな私の気持ちを逆撫でしてくる。
「きゃ…っ、ん、あっ!」
中が抵抗しないくらいにほぐれてきたところで、その受け入れに応えるようにだんだんと揺さぶりを早くして、離れ難い体にしてくる。まるで私の中を自分の形に変えてしまうみたいに。
「ねぇ、ッ…!んあ、ッ!」
「ごめん。あれだけ無茶しないって言ったのに」
「なん、で…っ…」
「僕だって、激しくしたいわけじゃ、ないんだよ」
「ん、あっ…!」
「でも、どうしても、歯止め効かなくて」
息をするのもやっとなくらい呼吸が乱れているのに、そうやって辿々しくも申し訳なさそうにそう謝ってくる。
「君もここ好きでしょ、っ…」
「そこ、ダメ、だ、って…!」
「あぁ…きっついね」
「また、へん、に、なるっ、からっ…!」
彼の大きさなら、きっと奥まで貫いて突き動かしてしまうのも簡単なことなんだろう。
でも彼はどれだけ感情が昂っても深くには絶対に立ち入ってこないで、その手前にある障害物まで到達すると一気に引き下がっていってしまう。
「はぁ…ほんと、どうしちゃったんだろ………」
深い快感が押し寄せるその壁に彼のものがぶつかるたびに私は彼のものをキツく締め上げるから、彼はまるで苦行から耐えるように私の首筋に顔を埋めている。
そんな首筋から伝わる彼の吐息さえ今はすべて刺激に感じられて、ますます彼の逃げ道をなくしてしまっている。
その身勝手さに自分でも嫌気がさして、過ちから逃げるように私は真っ白な壁一点を見つめる。
「良いよ。今日はこのくらいにしといてあげる」
まるで行き場のない思いを留める場所を探すように、握られた手の強さが一段と強くなる。
「でも今度は、君の顔を見るまでやめたくないな」
今度、なんて私には絶対に言えない言葉だ。こんなにも近く繋がっているのに、彼と見ている先が違うことを目の当たりにさせられる。
「絶対に、綺麗だから…」
その一言を最後に、この部屋には私と彼の荒々しい息遣いと快感に耐える声にならない声が残る。
まるで互いが言葉にできない思いを押し殺しているみたいに。そう私たちが重なったって、きっとこれ以上になることはないのだから。