恋を知らない侯爵令嬢は裏切りの婚約者と婚約解消し、辺境地セカンドライフで溺愛される
「キスだけで蕩けてしまうリリーが可愛くて、昨夜は我慢するのが少々大変でした」
すぐ側で囁かれた言葉を頭の中で繰り返した。
それってつまり、昨日のキスは夢じゃないってことよね。我慢したって、つまり最後までは至っていない……私、やっぱり寝落ちたのね。
ブランケットがそっと捲られた。
「今日は少し触れただけで、真っ赤な薔薇のように染まってしまいそうですね」
「だ、だって……」
「その先まで触れたら、ベッドから出てきてくれなさそうだ」
腰を引き寄せられ、どきっとした。なんか、固いものが内腿に当たってるんだけど、気のせいかしら。もしかしなくてもこれって……
閨教育で読んだ教本に、男性が朝から求めることもあるって書かれていたわ。夜だけの現象ではないって。夫婦とはそういうものだって。
で、でも、まだ夜だってちゃんとすごしていないのに、朝からってありなのかしら。はしたないんじゃない!?
ますます熱くなる顔を見られたくなくて、もう一度、ブランケットを引っ張り上げた。
「名残り惜しいですが、そろそろ身支度をします」
「……え?」
すぐ側で囁かれた言葉を頭の中で繰り返した。
それってつまり、昨日のキスは夢じゃないってことよね。我慢したって、つまり最後までは至っていない……私、やっぱり寝落ちたのね。
ブランケットがそっと捲られた。
「今日は少し触れただけで、真っ赤な薔薇のように染まってしまいそうですね」
「だ、だって……」
「その先まで触れたら、ベッドから出てきてくれなさそうだ」
腰を引き寄せられ、どきっとした。なんか、固いものが内腿に当たってるんだけど、気のせいかしら。もしかしなくてもこれって……
閨教育で読んだ教本に、男性が朝から求めることもあるって書かれていたわ。夜だけの現象ではないって。夫婦とはそういうものだって。
で、でも、まだ夜だってちゃんとすごしていないのに、朝からってありなのかしら。はしたないんじゃない!?
ますます熱くなる顔を見られたくなくて、もう一度、ブランケットを引っ張り上げた。
「名残り惜しいですが、そろそろ身支度をします」
「……え?」