恋を知らない侯爵令嬢は裏切りの婚約者と婚約解消し、辺境地セカンドライフで溺愛される
「一つ、約束をしてくれますか?」
静かな声に息を呑む。
今まで、アルフレッドが私になにかを望んだことはなかった。いつだって、私が彼にお願いする側だったのに。
まっすぐ見つめる瞳から視線をそらさず「何かしら?」と返しながら、胸のざわめきに唇を震わせた。
なにかが変わろうとしている。そんな気がしてならない。
「私の目が届かないところへは行かないで下さい」
「……そんなことで良いの?」
「クラレンス領には危険な場所もありますので」
「今までだって、アルフレッドの目が届かないところになんて行ったことないでしょ?」
もっと難しいことを言い出されるのかと思って、少しだけドキドキしたけど、案外簡単なお願いね。
「約束するわ。だから、私を別世界へ連れていって」
ほっと胸を撫で下ろす私の前に、アルフレッドが跪いた。
「リリーステラ様……生涯、貴女を愛し守り抜くことをお許しください」
静かな声に息を呑む。
今まで、アルフレッドが私になにかを望んだことはなかった。いつだって、私が彼にお願いする側だったのに。
まっすぐ見つめる瞳から視線をそらさず「何かしら?」と返しながら、胸のざわめきに唇を震わせた。
なにかが変わろうとしている。そんな気がしてならない。
「私の目が届かないところへは行かないで下さい」
「……そんなことで良いの?」
「クラレンス領には危険な場所もありますので」
「今までだって、アルフレッドの目が届かないところになんて行ったことないでしょ?」
もっと難しいことを言い出されるのかと思って、少しだけドキドキしたけど、案外簡単なお願いね。
「約束するわ。だから、私を別世界へ連れていって」
ほっと胸を撫で下ろす私の前に、アルフレッドが跪いた。
「リリーステラ様……生涯、貴女を愛し守り抜くことをお許しください」