恋を知らない侯爵令嬢は裏切りの婚約者と婚約解消し、辺境地セカンドライフで溺愛される
「男子が生まれないのだから、ご長女様に婿を迎えようという話しが進みました。しかし、辺境地へ来たいというような気概のあるご令息が見つからず、次女、三女と次々にご婚約が決まるのに、ご長女様はお相手が見つからぬまま年月が過ぎたのです」
「そんな……でも、アルフレッドのお父様と出逢われて……あれ?」
どう考えても、辺境伯家と子爵家では家格に差があるわ。それに、婿にというなら、まだ話はわかるけど、どうして嫁ぐことになったのかしら。
「始めはアルフレッド様の御父上ではなく、その弟殿が婿入りをする予定でした。しかし、お話がまとまろうとしていた矢先に、ヴァネッサ様がご懐妊され、子が生まれてしばらくは保留とすることになったのです」
「生まれる子が男子であったら、問題になるからね?」
「その通りです。そうして生まれたのが、今は亡きご子息様でした」
「……そうだったのね」
「しかし、待たされたバークレー家は状況が変わりまして、ご次男様は別のご令嬢とご結婚されました」
「そんな……でも、アルフレッドのお父様と出逢われて……あれ?」
どう考えても、辺境伯家と子爵家では家格に差があるわ。それに、婿にというなら、まだ話はわかるけど、どうして嫁ぐことになったのかしら。
「始めはアルフレッド様の御父上ではなく、その弟殿が婿入りをする予定でした。しかし、お話がまとまろうとしていた矢先に、ヴァネッサ様がご懐妊され、子が生まれてしばらくは保留とすることになったのです」
「生まれる子が男子であったら、問題になるからね?」
「その通りです。そうして生まれたのが、今は亡きご子息様でした」
「……そうだったのね」
「しかし、待たされたバークレー家は状況が変わりまして、ご次男様は別のご令嬢とご結婚されました」