座敷牢令嬢は今日も謎を解く
「トミは見た?」
「いえ、わたしはまだ」
残念そうに肩を落とす。
このトミが本物の幽霊を目の前にすれば卒倒してしまいそうだけれど、興味は強いみたいだ。
「見た人は、その男がどんな様子だったかとか、どんな格好だったかって話は聞いた?」
「もちろんです! 男の人は背が高くて帽子を被っているから顔は見えないそうです」
トミが即答する。
帽子は田中もかぶっている。
「帽子の色は?」
「黒色だそうです。それに、着ているものも黒色で、まるで土の中から出てきたようだったって言ってました!」
トミに話をきかせた相手はかなりの話し上手だったようだ。
トミの両腕に鳥肌が浮かんでいるのを見逃さなかった。
「いえ、わたしはまだ」
残念そうに肩を落とす。
このトミが本物の幽霊を目の前にすれば卒倒してしまいそうだけれど、興味は強いみたいだ。
「見た人は、その男がどんな様子だったかとか、どんな格好だったかって話は聞いた?」
「もちろんです! 男の人は背が高くて帽子を被っているから顔は見えないそうです」
トミが即答する。
帽子は田中もかぶっている。
「帽子の色は?」
「黒色だそうです。それに、着ているものも黒色で、まるで土の中から出てきたようだったって言ってました!」
トミに話をきかせた相手はかなりの話し上手だったようだ。
トミの両腕に鳥肌が浮かんでいるのを見逃さなかった。