座敷牢令嬢は今日も謎を解く
「それはどんな服だったの? 和服じゃなくて洋服だった?」
「たぶん、そうみたいです。でもあまり見たことのないものだったって、言ってました」
燕尾服は後ろが長くなっているから、トミたち使用人が見慣れなくても当然だった。
田中はこの屋敷の中で噂になっている幽霊?
そう考えた瞬間背筋に悪寒が走った。
ついさっきトミが拭いてくれた背中に冷や汗が伝って流れていく。
「キヨ様、顔色が悪いですけど、大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫よ」
薄々そうではないかと感づいていたにも関わらず背筋の震えが止まらない。
キヨとトミはふたりでカタカタと震え続けていたのだった。
☆☆☆
「たぶん、そうみたいです。でもあまり見たことのないものだったって、言ってました」
燕尾服は後ろが長くなっているから、トミたち使用人が見慣れなくても当然だった。
田中はこの屋敷の中で噂になっている幽霊?
そう考えた瞬間背筋に悪寒が走った。
ついさっきトミが拭いてくれた背中に冷や汗が伝って流れていく。
「キヨ様、顔色が悪いですけど、大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫よ」
薄々そうではないかと感づいていたにも関わらず背筋の震えが止まらない。
キヨとトミはふたりでカタカタと震え続けていたのだった。
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