Existence *
「そこに何があんの?」
「…リアって人が居る」
「…っ、」
リアの名前を聞いた瞬間、俺は思わず目を見開いた。
なんでお前がその場所を知ってんの?
いや、そうじゃなくて何で俺がリアを探してるって知ってるんだろうか。
「やっぱ、そうなんだ。彼女の点滴はリアって人なんだ」
「……」
「そうじゃないかなって思ってた。あの人、ほんと楓の事好きだもんね、昔から。私に敵売る人は誰でも容赦しないって感じだもんね」
「……」
「そこに行けば会えるよ。月一回の月曜日そこで打ち合わせしてる。それが来週なの」
「なんで、お前…」
「あぁ、なんで知ってるのかって?だって打ち合わせ相手は私の彼氏だもん」
「はい?なにそれ」
もうビックリを通り越して正直、何を言われたのか分からないくらいだった。
リアの打ち合わせの男がミカの男って、なにそれ。
「驚いたでしょ?私も初めて知った時、驚いたし、すぐに楓の顔が浮かんだくらいだもん」
「……」
「彼が言ってた。すげぇ自分の意思を突き通す人って。打ち合わせが全然進まないって。まぁ、なんか分かる気もするよね」
「……」
苦笑いになるミカとは反対に、俺は何も笑えなかった。
「女王様だから男もいっぱいいて貢いでくれるんだって。でもそんな女王様は楓の事が死ぬほど好き。なんか複雑すぎ――…」
「あー…っ、ミカ久しぶりっ、」
弾けた女の声でミカの言葉が遮られる。
ミカと俺の視線がそっちに向くと、遠くの方から2人の女が駆け寄ってきて2人が目を見開いた。
「え、えぇっ。…わぁぁっ、楓くん。あ、もう違うのか」
「え、ちょ、なんで、なんで楓くんと居るの?」
2人の声がはもって取り乱す。
その二人の顔を見て、あぁ…と思い出す。
ミカと仲良かった2人。
今も現役夜の蝶って事か。
「たまたま偶然出会ったの」
「たまたま?…ホントにぃ?」
「ホントだって、それ以外ないでしょ、」
疑うように言ってくる友達の言葉にミカは呆れた様にため息を吐き出し、顔を顰めた。
「…リアって人が居る」
「…っ、」
リアの名前を聞いた瞬間、俺は思わず目を見開いた。
なんでお前がその場所を知ってんの?
いや、そうじゃなくて何で俺がリアを探してるって知ってるんだろうか。
「やっぱ、そうなんだ。彼女の点滴はリアって人なんだ」
「……」
「そうじゃないかなって思ってた。あの人、ほんと楓の事好きだもんね、昔から。私に敵売る人は誰でも容赦しないって感じだもんね」
「……」
「そこに行けば会えるよ。月一回の月曜日そこで打ち合わせしてる。それが来週なの」
「なんで、お前…」
「あぁ、なんで知ってるのかって?だって打ち合わせ相手は私の彼氏だもん」
「はい?なにそれ」
もうビックリを通り越して正直、何を言われたのか分からないくらいだった。
リアの打ち合わせの男がミカの男って、なにそれ。
「驚いたでしょ?私も初めて知った時、驚いたし、すぐに楓の顔が浮かんだくらいだもん」
「……」
「彼が言ってた。すげぇ自分の意思を突き通す人って。打ち合わせが全然進まないって。まぁ、なんか分かる気もするよね」
「……」
苦笑いになるミカとは反対に、俺は何も笑えなかった。
「女王様だから男もいっぱいいて貢いでくれるんだって。でもそんな女王様は楓の事が死ぬほど好き。なんか複雑すぎ――…」
「あー…っ、ミカ久しぶりっ、」
弾けた女の声でミカの言葉が遮られる。
ミカと俺の視線がそっちに向くと、遠くの方から2人の女が駆け寄ってきて2人が目を見開いた。
「え、えぇっ。…わぁぁっ、楓くん。あ、もう違うのか」
「え、ちょ、なんで、なんで楓くんと居るの?」
2人の声がはもって取り乱す。
その二人の顔を見て、あぁ…と思い出す。
ミカと仲良かった2人。
今も現役夜の蝶って事か。
「たまたま偶然出会ったの」
「たまたま?…ホントにぃ?」
「ホントだって、それ以外ないでしょ、」
疑うように言ってくる友達の言葉にミカは呆れた様にため息を吐き出し、顔を顰めた。