Existence *
広げていた資料を搔き集めて片付け、俺はそのままベッドに倒れこむ。
朝の6時にアラームを掛け、俺はそのまま瞼を落とした。
どれくらい眠ったのか分からないとき、ベッドが揺れる振動で俺の目がゆっくりと開く。
「…――あ、ごめん。起こしちゃった」
申し訳なさそうに美咲がベッドに寝転びシーツを被る。
「美咲?」
「うん?」
「来ねぇと思ってた」
「電話あったら気になる。なんかあったのかなーって」
「何もねぇわ」
何もないって訳ではない。
流星に会ってどうでもいい事をたくさん聞かされた所為か、やけに美咲に会いたくなった。
「それにもう遅いしこっちのほうが近かったから」
「今何時?」
「2時すぎたところ」
「電話してこいよ」
グッと美咲の身体を引き寄せると、俺と同じシャンプーの香りがする。
俺の胸に美咲の顔を抑えてその美咲の頭に自分の顔を沈めた。
「だって流石に寝てると思うでしょ」
「寝ててもいい。なんかあったら困るし電話してくれたら迎えに行く」
「じゃあ何かあったらするね」
「絶対しねぇくせに」
フッと笑うと美咲の苦笑いが漏れる。
そして美咲の腕が俺の背中へと回った。
「もぉ、勝手に決めないでよ。でも不思議」
「うん?」
「まだ帰ってきて1ヶ月なのに5年前より翔と会ってる気がする」
「あれは会いなさすぎっつーの。これが普通」
「そか。普通か。ごめん普通がわかんないや」
「俺も分かんねぇけど、あの頃の美咲は俺よりバイト優先だったから」
「そんな事ないと思うけどなぁ…」
「そんな事あるわ。俺が会いたいっつってもバイトがー、バイトがーって言ってだだろ」
「そうだっけ?」
「そうだっての。ほんとに…」
ため息交じりで吐き出す俺に美咲のクスクス笑った声が聞こえる。
その美咲の顔を覗き込むように俺は美咲の唇に自分の唇を重ね合した。
朝の6時にアラームを掛け、俺はそのまま瞼を落とした。
どれくらい眠ったのか分からないとき、ベッドが揺れる振動で俺の目がゆっくりと開く。
「…――あ、ごめん。起こしちゃった」
申し訳なさそうに美咲がベッドに寝転びシーツを被る。
「美咲?」
「うん?」
「来ねぇと思ってた」
「電話あったら気になる。なんかあったのかなーって」
「何もねぇわ」
何もないって訳ではない。
流星に会ってどうでもいい事をたくさん聞かされた所為か、やけに美咲に会いたくなった。
「それにもう遅いしこっちのほうが近かったから」
「今何時?」
「2時すぎたところ」
「電話してこいよ」
グッと美咲の身体を引き寄せると、俺と同じシャンプーの香りがする。
俺の胸に美咲の顔を抑えてその美咲の頭に自分の顔を沈めた。
「だって流石に寝てると思うでしょ」
「寝ててもいい。なんかあったら困るし電話してくれたら迎えに行く」
「じゃあ何かあったらするね」
「絶対しねぇくせに」
フッと笑うと美咲の苦笑いが漏れる。
そして美咲の腕が俺の背中へと回った。
「もぉ、勝手に決めないでよ。でも不思議」
「うん?」
「まだ帰ってきて1ヶ月なのに5年前より翔と会ってる気がする」
「あれは会いなさすぎっつーの。これが普通」
「そか。普通か。ごめん普通がわかんないや」
「俺も分かんねぇけど、あの頃の美咲は俺よりバイト優先だったから」
「そんな事ないと思うけどなぁ…」
「そんな事あるわ。俺が会いたいっつってもバイトがー、バイトがーって言ってだだろ」
「そうだっけ?」
「そうだっての。ほんとに…」
ため息交じりで吐き出す俺に美咲のクスクス笑った声が聞こえる。
その美咲の顔を覗き込むように俺は美咲の唇に自分の唇を重ね合した。