花に溺れ恋に純情~僕様同期御曹司の愛が私を捕らえて離さない~
「花のさ。頑張り屋で、でも、ひとに頼らず抱え込んでしまうところも愛おしくてたまらなくてさ。そういう……俺が褒めると照れているくせに顔に出すまいと必死に堪えてるところなんかさ。本当はとてもいい子なのに、冷たいひとぶってわざとひとを突き放して、それで寂しくなっているのに、弱音とか絶対出さないじゃん? ――僕は、そういう、健気で可憐な花のことをずっと見てきていて。花の傍にいたいし、……花の力になりたいって思ったんだ」
「じゃあ、研修時代に声をかけてこなかったのは―ーどうして?」
さらりと恋生は答える。「あのときの花に言っても伝わらないと思ったんだよ。だから、待った」
確かに……。新人研修時代は、周りとちっともつるもうともせず、女子たちからはぶかれて、でも、そんな連中がくだらないって思っていた。そんな奴らとは一緒にされたくないとの思いで仕事に必死で。友情はおろか、恋愛どころではなかった。
恋生は、私が、恋生を必要とするタイミングを待っていた……。
「恋生は、転職したと言っていたけど、じゃあ、うちの会社に入ったのはどうして?」
「じゃあ、研修時代に声をかけてこなかったのは―ーどうして?」
さらりと恋生は答える。「あのときの花に言っても伝わらないと思ったんだよ。だから、待った」
確かに……。新人研修時代は、周りとちっともつるもうともせず、女子たちからはぶかれて、でも、そんな連中がくだらないって思っていた。そんな奴らとは一緒にされたくないとの思いで仕事に必死で。友情はおろか、恋愛どころではなかった。
恋生は、私が、恋生を必要とするタイミングを待っていた……。
「恋生は、転職したと言っていたけど、じゃあ、うちの会社に入ったのはどうして?」