シンデレラ・スキャンダル
◇
龍介さんが戻る前に準備をしておこうと、わたしはすぐにシャワーを浴びて髪を乾かしてクローゼットに向かった。
今日は潤さんたちだけじゃなくて、龍介さんの仕事関係の方も来る。スタッフさんとか、トレーナーさんとか沢山の人と会うのだろう。
そうなると、ここはやっぱりコレかとクローゼットの中から、アクアブルーのシルク生地に白い刺繍が全体に施されたベアトップのロングドレスを取り出した。社長の奥様である小百合さんからのプレゼントで、一目で心を奪われたロングドレスは広がり過ぎないデザインで、動きやすくもあり華やかでもある。
バーベキューだから龍介さんとそのお友達が焼くのだと言ってたけど、お手伝いはするだろうし、髪はまとめておこう。背中まである髪を一つに編み込んでいると、玄関が開く音が聞こえた。
龍介さんが帰ってきたのだと手を速めていると、元気のいい賑やかな声が届く。どうやら、リサも一緒にいるらしい。手早くメイクを終え、部屋を出て階段を下り、リビングに向かう。
龍介さんはキッチンにいて水を飲んでいたようで、わたしの足音に気付いたのか、冷蔵庫の扉から顔を出してこちらを見た。
「おかえりなさい」
「ただいま……」
龍介さんが戻る前に準備をしておこうと、わたしはすぐにシャワーを浴びて髪を乾かしてクローゼットに向かった。
今日は潤さんたちだけじゃなくて、龍介さんの仕事関係の方も来る。スタッフさんとか、トレーナーさんとか沢山の人と会うのだろう。
そうなると、ここはやっぱりコレかとクローゼットの中から、アクアブルーのシルク生地に白い刺繍が全体に施されたベアトップのロングドレスを取り出した。社長の奥様である小百合さんからのプレゼントで、一目で心を奪われたロングドレスは広がり過ぎないデザインで、動きやすくもあり華やかでもある。
バーベキューだから龍介さんとそのお友達が焼くのだと言ってたけど、お手伝いはするだろうし、髪はまとめておこう。背中まである髪を一つに編み込んでいると、玄関が開く音が聞こえた。
龍介さんが帰ってきたのだと手を速めていると、元気のいい賑やかな声が届く。どうやら、リサも一緒にいるらしい。手早くメイクを終え、部屋を出て階段を下り、リビングに向かう。
龍介さんはキッチンにいて水を飲んでいたようで、わたしの足音に気付いたのか、冷蔵庫の扉から顔を出してこちらを見た。
「おかえりなさい」
「ただいま……」