運命の恋をした御曹司は、永遠にママと娘を愛し続ける
 すべてを話して、守ってほしい。幸せになりたい。けれど、それは彼自身にまで危害が及ぶ可能性をはらんでいる。それでも、本当にいいのだろうか。
 大きなぬいぐるみを抱きしめながら、優希くんに寄り添う結菜の笑顔と、その横顔を優しく見つめる彼の姿を盗み見る。信じたい。話をしよう。私も――あなたのことがずっと好きだと。そして再会してから、もっともっと好きになってしまったと。

「結菜ちゃん、寝たよ」
 結菜はあっさりと、今日一日で優希くんのことを「パパ」と呼ぶようになり、家に帰ってからも「パパと寝る」と聞かなかったのだ。
「ありがとう」
 私は夕食の片づけも終えて、昼間の続きを話すつもりでソファに座り、ドキドキしながらスマホで今日の写真を見返していた。
「何見てるんだ?」
 そんな私の手元を覗き込みながら、ぴったりと隣に座った優希くんに、思わずドキッとしてしまう。
「あっ、今日楽しかったなって」
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