運命の恋をした御曹司は、永遠にママと娘を愛し続ける
 きっぱりと言い切ったその言葉に、私は「ありがとう」と心からお礼を伝えた。

 〝家柄〟それだけを聞けば、私の身分は問題はないかもしれない。でも、今は家から出て、両親からも虐げられている身。認められるとは思えない。

 そんなことを考えていると、赤信号で車を止めた優希くんが、バックミラー越しにちらりと私に視線を向ける。

「俺こそ、一緒に行くと言ってくれてありがとう」
 優希くんは再び前を見据えると、信号が変わるのを待って静かにアクセルを踏み込んだ。

「どんなことがあっても祖父にも反対はさせない」
最後は、覚悟のようにひとり呟くように言った彼。私は心を落ち着けるために無邪気に笑う結菜の頭をなでた。

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