「帰りたくないんだろ」~好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!~
OSのバージョンアップは地味に、時間を食う。
サービスパックを当てるのに一時間はかかる。ノートPCも含まれるとは聞いていなかった。しかもWindows98と来た。OSを削除したあとフロッピーディスクを用いて95を再インストールし、それから2000、XPとバージョンアップをするのもこれまた時間がかかる。
デバイスを入れたりネットワーク接続をする設定をしたりサービスパックを当ててセキュリティソフトを入れたりとと。
「お。まだ残っていたのか」
会議を終えた蒔田だ。彼女は彼を一瞥し、ディスプレイに視線を戻す。「あはい。これだけやっちゃおうと思って……」
「急かすつもりはなかったんだが、……助かる。早速明日、二台使う。例のプロジェクト、二名BPさんが入るんでな」
「デスクトップですよね? ちょうど二台当ててるんで、間に合うと思います。……終わったらどこに置いておけばいいですか」
「いいよそのままで。おれがやっておく」
「でも、……せっかくですし。最後までさせてください」
「じゃあ、……若森(わかもり)さんの横の席二つ、空いてるだろ。あそこに頼む」
「分かりました」
「うん」
言って蒔田は離れた。給茶機のほうへ向かった様子。時刻は十八時。
お腹が空いた。
コーヒーが飲みたい。
サービスパックを当てるのに一時間はかかる。ノートPCも含まれるとは聞いていなかった。しかもWindows98と来た。OSを削除したあとフロッピーディスクを用いて95を再インストールし、それから2000、XPとバージョンアップをするのもこれまた時間がかかる。
デバイスを入れたりネットワーク接続をする設定をしたりサービスパックを当ててセキュリティソフトを入れたりとと。
「お。まだ残っていたのか」
会議を終えた蒔田だ。彼女は彼を一瞥し、ディスプレイに視線を戻す。「あはい。これだけやっちゃおうと思って……」
「急かすつもりはなかったんだが、……助かる。早速明日、二台使う。例のプロジェクト、二名BPさんが入るんでな」
「デスクトップですよね? ちょうど二台当ててるんで、間に合うと思います。……終わったらどこに置いておけばいいですか」
「いいよそのままで。おれがやっておく」
「でも、……せっかくですし。最後までさせてください」
「じゃあ、……若森(わかもり)さんの横の席二つ、空いてるだろ。あそこに頼む」
「分かりました」
「うん」
言って蒔田は離れた。給茶機のほうへ向かった様子。時刻は十八時。
お腹が空いた。
コーヒーが飲みたい。