ポストのお兄さん




ずっと続いて欲しかった。




あのことを思い出すまでは・・・・




「ていうか・・・大丈夫かよ?ほら手かしてみな?」



「あ・・・すいません・・・」




私が山都さんの手をかりた瞬間だった。




”・・・や・・・・・誰・・・?”




”・・・・おいで・・?”



”?!!!!!お母さんっ!お父さん!!!”





昔のことがすべてフラッシュバックした。



「・・・・ぃやっ!!!」




私は山都さんの手を振り切り、海にしりもちをついた。




「おい・・・どうしたんだよ・・・?」




私はいきなり体中が震えだした。




分かったよ・・お母さん。





私・・・・海に来ちゃいけない理由・・・・・



レイプ・・・・されたからでしょ・・・???




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