ポストのお兄さん
私はすべてを思いだし、それから立ち上がることも出来なくなった。
「・・・いゃぁ・・・やだ・・・」
「おい・・・どうした・・・?舞?!」
山都さんは私の肩を揺すった。私はその瞬間気持ち悪くなった。
そっか・・・・私は・・・汚いんだ・・・・
「山・・・・・さん・・私を車まで運んで下さい・・すべて・・・私がすべて話します・・・・・」
もう嫌になった。なぜ・・・私が・・・・?
私は気分が悪く、山都さんにおんぶされながら車に運ばれた。
「とりあえず・・・タオル貸すから・・・・な?落ち着きな・・・?」
「ごめんなさい・・・とりあえず、落ち着いたら順追って説明します・・・」
タオルで体を包み、深呼吸を何回かした。
その間、山都さんはずっと・・・私を心配して見ていてくれた。