完璧すぎる淑女は「可愛げがない」という理由で婚約破棄されました。 ~元聖女ですが、古代魔術まで極めてみました~
「ま、何でもいいですけどね。古代魔術の習得は、生半可な気持ちではできないでしょう。それなりの覚悟を持って習得したことには間違いありませんから」
「……認めてくださるんですか」
「もちろん。俺だって、最初は興味本位で習得を始めただけです。魔術や魔法の習得なんて、根本は全てそんなものですよ」
辺境伯という立場でありながら、自分の興味の赴くままに生きるアルベルト。そんな姿を、エメラルダは羨ましいと思っていた。
「古代魔術の教授、でしたよね。もしよろしければ、この辺境の地で共に古代魔術を研究しませんか?」
「えっ?い、いいんですか!?」
「古代魔術の使い手は、この広い世界でたった4人。その内の2人はここに集まったのなら、研究するしかないでしょう」
≪古代魔術の探狂者≫___その名を彼が与えられた理由がよく分かった。
エメラルダも学ぶことは嫌いではない。むしろ、共に同じ題材について掘り下げることができるなんて、わくわくするに決まっている。この男こそが自分の探求を理解し、共に歩んでくれる存在だと直感した。
「ええ、喜んで!」
彼女は、子どもの様な笑顔を浮かべた。その微笑みは、かつての完璧な淑女のそれとは全く違う。心からの安堵と新たな道を見つけた喜びに満ちていた。
こうして、エメラルダは辺境の地で、アルベルトと共に古代魔術の探求を始めるのだった。
「……認めてくださるんですか」
「もちろん。俺だって、最初は興味本位で習得を始めただけです。魔術や魔法の習得なんて、根本は全てそんなものですよ」
辺境伯という立場でありながら、自分の興味の赴くままに生きるアルベルト。そんな姿を、エメラルダは羨ましいと思っていた。
「古代魔術の教授、でしたよね。もしよろしければ、この辺境の地で共に古代魔術を研究しませんか?」
「えっ?い、いいんですか!?」
「古代魔術の使い手は、この広い世界でたった4人。その内の2人はここに集まったのなら、研究するしかないでしょう」
≪古代魔術の探狂者≫___その名を彼が与えられた理由がよく分かった。
エメラルダも学ぶことは嫌いではない。むしろ、共に同じ題材について掘り下げることができるなんて、わくわくするに決まっている。この男こそが自分の探求を理解し、共に歩んでくれる存在だと直感した。
「ええ、喜んで!」
彼女は、子どもの様な笑顔を浮かべた。その微笑みは、かつての完璧な淑女のそれとは全く違う。心からの安堵と新たな道を見つけた喜びに満ちていた。
こうして、エメラルダは辺境の地で、アルベルトと共に古代魔術の探求を始めるのだった。