転生デビュー 〜おバカ王子とツンデレ悪役令嬢のジレキュンな日常〜
「……っ。仲を深めたい男女が……ラッキース、ス、スケ……べが、その……」
「悪い、ラビッツ。もう少し大きな声で言ってくれ」
「も、もう! 仲を深めたいとお互いに思ってる男女にえ、えっちなことが起きるのよ!」
「なんだそれ!?」
「分かんないわよ。仲のいい女の子とチャンスが欲しいと思いながら進展しなかった男の無念でも、こもってんじゃないの!?」
「ひっどいな!? そんなんで呪いの思念品になってたら男の数だけ思念品が出来上がるぞ!」
「分かんないってば。想像力の豊かすぎる男だったんでしょ!」
前世の俺かよ!?
まずいぞ。もう呪いが発動してるって!? こんな無防備なラビッツに俺はもう……。
――コンコン、ガチャ。
「おはようございまーす」
「ルリルリ、誰かいる気配がする」
「ええっ、いないと思ってすぐに開けてしまいました」
「あ」
ルリアン&ベル子と目が合った。
「二人ともっ。あのね、これは――」
「はわわぁ、お取り込み中とは思いませんでした! すみません。が、頑張ってください〜!」
「ラビちゃん。いつかニコラさんを連れ込むと思ってた。頑張って」
「ち、ちがぁっ!」
――バタン。
扉は閉じられた。
「なんでこんなに早朝に来るんだ!?」
「早朝に、来れそうな女子でこの子たちの願いを叶えてあげていたのよ!」
だから、パトロール隊の部屋にはいつも皆がいたのか! 俺の知らないところで、ここに来ていたんだな!
カタカタカタカタカタカタ。
「なんかこっちに向かって来る!?」
「そっちも思念品よ! ゼンマイを巻いて動くネズミ人形よ!」
「なんで勝手に動いてんだ!?」
「周りにしゃべっている人がいると、楽しくなって動くのよ!」
ホラーだな、もう!
「ラビッツ、コイツの解呪法は! ラッキースケベを繰り返すしかないのか!?」
「……真実の愛によって解呪されるらしいわよ」
「なんだそれ!?」
「詳しくは分かんないわよ。それがこのアイテムに残された思念よ!」
カタカタとネズミが向かって来る。
この状況を打破する方法は一つしか思い浮かばない。
「ラビッツ……転移はできるか」
俺の言葉に、ラビッツは――。
「悪い、ラビッツ。もう少し大きな声で言ってくれ」
「も、もう! 仲を深めたいとお互いに思ってる男女にえ、えっちなことが起きるのよ!」
「なんだそれ!?」
「分かんないわよ。仲のいい女の子とチャンスが欲しいと思いながら進展しなかった男の無念でも、こもってんじゃないの!?」
「ひっどいな!? そんなんで呪いの思念品になってたら男の数だけ思念品が出来上がるぞ!」
「分かんないってば。想像力の豊かすぎる男だったんでしょ!」
前世の俺かよ!?
まずいぞ。もう呪いが発動してるって!? こんな無防備なラビッツに俺はもう……。
――コンコン、ガチャ。
「おはようございまーす」
「ルリルリ、誰かいる気配がする」
「ええっ、いないと思ってすぐに開けてしまいました」
「あ」
ルリアン&ベル子と目が合った。
「二人ともっ。あのね、これは――」
「はわわぁ、お取り込み中とは思いませんでした! すみません。が、頑張ってください〜!」
「ラビちゃん。いつかニコラさんを連れ込むと思ってた。頑張って」
「ち、ちがぁっ!」
――バタン。
扉は閉じられた。
「なんでこんなに早朝に来るんだ!?」
「早朝に、来れそうな女子でこの子たちの願いを叶えてあげていたのよ!」
だから、パトロール隊の部屋にはいつも皆がいたのか! 俺の知らないところで、ここに来ていたんだな!
カタカタカタカタカタカタ。
「なんかこっちに向かって来る!?」
「そっちも思念品よ! ゼンマイを巻いて動くネズミ人形よ!」
「なんで勝手に動いてんだ!?」
「周りにしゃべっている人がいると、楽しくなって動くのよ!」
ホラーだな、もう!
「ラビッツ、コイツの解呪法は! ラッキースケベを繰り返すしかないのか!?」
「……真実の愛によって解呪されるらしいわよ」
「なんだそれ!?」
「詳しくは分かんないわよ。それがこのアイテムに残された思念よ!」
カタカタとネズミが向かって来る。
この状況を打破する方法は一つしか思い浮かばない。
「ラビッツ……転移はできるか」
俺の言葉に、ラビッツは――。