友情結婚って決めたのに 隠れ御曹司と本気の恋をした結果
「意外だ」
「何が」
「嫁。取り乱しても、おかしくない状況だった」
「一回縁切り宣言をしてるからな。俺達夫婦に、怖いもんなんざねぇよ」
「うん。2人一緒なら、百人力だよね!」
私達は友情結婚から始まった夫婦だ。
肌を重ね合わせることはないけれど、手を繋いだり、一緒に楽しい時間を過ごしたりはする。
普通とは違う関係を結んでまで、婚姻する意味なんてあるのかって、ずっと苦悩していた。
――でもね。
今は、してよかったと思っているよ。
あの時夫の手を取ったおかげでたくさんの障害を乗り越え、誰にも引き裂けないほどに固い絆で結ばれた夫婦になれたのだから。
「蛍くん。これからも、ずっと私の旦那様でいてね?」
「ああ。もちろん」
これからも私達の行く先々には、乗り越えるべき高い壁が現れるだろう。
――それに恐れをいだいているだけじゃ、自らの手で幸せを掴み取るなんて到底叶わない。
「菫さん。愛している」
「私も! 蛍くんが大好き!」
2人で力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられる。
そう、信じているから。
恐れることなく、立ち向かって行こう。
大好きな人と、一緒に――。
「何が」
「嫁。取り乱しても、おかしくない状況だった」
「一回縁切り宣言をしてるからな。俺達夫婦に、怖いもんなんざねぇよ」
「うん。2人一緒なら、百人力だよね!」
私達は友情結婚から始まった夫婦だ。
肌を重ね合わせることはないけれど、手を繋いだり、一緒に楽しい時間を過ごしたりはする。
普通とは違う関係を結んでまで、婚姻する意味なんてあるのかって、ずっと苦悩していた。
――でもね。
今は、してよかったと思っているよ。
あの時夫の手を取ったおかげでたくさんの障害を乗り越え、誰にも引き裂けないほどに固い絆で結ばれた夫婦になれたのだから。
「蛍くん。これからも、ずっと私の旦那様でいてね?」
「ああ。もちろん」
これからも私達の行く先々には、乗り越えるべき高い壁が現れるだろう。
――それに恐れをいだいているだけじゃ、自らの手で幸せを掴み取るなんて到底叶わない。
「菫さん。愛している」
「私も! 蛍くんが大好き!」
2人で力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられる。
そう、信じているから。
恐れることなく、立ち向かって行こう。
大好きな人と、一緒に――。


