弱さを知る強さ

はぁ
こんだけ寄り添っても提案しても全て無駄

部屋から出たらみんなが各自座ってゆっくりしていた
兄貴たちはテレビの前でゲームをしている
いつのまにか母さんもいて本当に家族みんな揃った空間だった

「ごめん、やっぱり飯行けない
点滴が絶対条件なんだけどそれすらものんでくれない」

「なんの病気?」

母さんが心配そうに聞いてきた

「消化器系」

「まぁ恭介がみてるんだからそうだろうけど...」

「なんで点滴しないんだ?」

親父がコーヒーを飲みながら聞く

「わからない俺にも」

「恭介の条件はなんだ?点滴したら飯行かせるのか?」

「うん...点滴はして欲しい」

「若いしなぁ難しいよな」

「じゃああいつ送ってくる」

飯の断りをいれて
仮眠室をあけた

「帰るぞ、家まで送る」

「...」



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