続・幼なじみの不器用な愛し方
ベビー用品が隅にまとめられた圧迫感のある部屋の中で、ラグに直接座り込んだ有斗が、ベッドに腰掛けているわたしに真剣な表情を向けた。


「昨日、ホテルに戻ってから調べたんだけど……早い段階で、生まれる大体の日ってわかるんだろ?」

「……予定日のこと?」

「うん、それ。いつなのか、知りたい」


思いがけない方向から質問が飛んできて、反応が少し遅れてしまった。

離れていた間のこととか、今後のわたし達のこととか、そういうことを聞かれると思ってた。

もっと、緊張感のある時間になると思っていた。


「11月」

「何日?」

「25……」
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