空色の春
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…まだ理解が追いついてない。

あんな噂あったの、初めて知った。

凪斗と佐々山さんが…。

昨日のことを思い出すだけで苦しくて泣きそうになる。

…痛いっ

昼休み。

友達に何も言わずに、凪斗と出会った教室に近い階段の踊り場に来ていた。

人気がなくて、よかった。

こんなところで泣いていたら不審に思われちゃうよ。

なんで、なんだろう。

私、結構可愛いよ?

性格も良いって言われるし、仕草とか礼儀も気をつけてる。

なのに、なんでダメなんだろう。

ー…なんて、自分のこと信じ過ぎなのが悪いんだろうな。

ぐるぐる色んなことを考えながら、階段にある時計を見る。

…後、5分でチャイムなるじゃん。

重い足取りで自分の教室へと戻る。

この階段から6年1組はとても遠くて、最低でも3分はかかる。

掃除、めんどくさいなぁ。

なんて思いながら教室へと戻っていると、通りかかった家庭科室から、話し声が聞こえた。

とっても聞き覚えがある。

聞き覚えしかない。

………凪斗の声だ。

それとこれもわかる。

佐々山さんの声も聞こえる。
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