仮面フィアンセ〜憧れの外交官からの執着愛に今にも陥落しそうです
言葉がうまく出てこない。謝ることで距離を取ろうとしていた自分に気づいて、急に恥ずかしくなった。
同時に彼のさり気ない気遣いが心にすっと入り込んでくる。今の言葉は、誌史の心を軽くするためのものでもあるだろう。
「ごめんなさい、じゃなくて……ありがとうございます」
誌史は軽く頭を下げ、修吾の目を見た。
「すごく、心強かったです」
修吾がやわらかな笑みを浮かべる。
「それならよかった」
その笑顔に胸の高鳴りを覚えずにはいられない。
(やだな、もうどうして。神谷さんは私じゃなくても、こうして助けたに違いないんだから)
勘違いするなと自分を制す。
会話が一段落すると、誌史たちは並んだベッドにそれぞれ腰を下ろした。間には小さなナイトテーブルがひとつ。ランプのやわらかな光が部屋の空気を穏やかに包んでいる。
同時に彼のさり気ない気遣いが心にすっと入り込んでくる。今の言葉は、誌史の心を軽くするためのものでもあるだろう。
「ごめんなさい、じゃなくて……ありがとうございます」
誌史は軽く頭を下げ、修吾の目を見た。
「すごく、心強かったです」
修吾がやわらかな笑みを浮かべる。
「それならよかった」
その笑顔に胸の高鳴りを覚えずにはいられない。
(やだな、もうどうして。神谷さんは私じゃなくても、こうして助けたに違いないんだから)
勘違いするなと自分を制す。
会話が一段落すると、誌史たちは並んだベッドにそれぞれ腰を下ろした。間には小さなナイトテーブルがひとつ。ランプのやわらかな光が部屋の空気を穏やかに包んでいる。