恋愛期間0。彼の毒はスイーツより甘かった。(仮)
辛口とスイーツ
 快晴。
 目覚めると車内は暑いくらいだった。
 塩田の車は私のより寝心地良かったけど、二人だと狭い。寝返りが打てず、熟睡は出来なかった。

「手首、動かしてみろよ」

 大きな欠伸をして塩田が言った。

「……あ、痛くない」

 昨日は動かすのも苦痛だったのに、冷やしたお陰で良くなってる。

「珈琲飲むか?」
「うん」

 電子レンジで水を温めて、スティック式の珈琲を入れる。

「砂糖とミルクは?」「要らない」

 普段は紅茶派だけど、他人が淹れてくれたのは美味しい。

「今日は何処へ行くの?」
「撮れ高ためたいから、人気スポット行きたいけど、うみは何処行きたい?」

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