恋愛期間0。彼の毒はスイーツより甘かった。(仮)
塩田がビールを軽く吹き出していた。
「うみは女だろ。それとも何か? 足の間に″うみ男″でも生えてんのか?」
「茶化さないで」
空になった缶をミニテーブルに荒々しく置いて、私は塩田に畳み掛ける。
「そもそも何で私に声を掛けたの? こんな色気ない女なら道中に間違いが起こらないと思ったから?」
口元を拭き、塩田が困ったような目をして私を見ている。図星だったのか。
……わかってる。
自分でも酒の勢いでこんな事言うなんて、とんだ″かまってちゃん″だって。
だけど、塩田にも責任ある。
屁理屈かもしれないけど。
こんな恋愛とかに免疫ない私に、ずっとパーカー貸してくれたり、「俺がいるじゃん」とか平気で言うし。
さっきだって、びっくりする位の力強さで私を炎から守ってくれたし、そんなの、男として意識するに決まってるじゃない。
何より、クリエイターとして才能ある男の人に、ずっと見つめられたら、自分を曝け出したくなる。
「こんなに一緒にいたら、好きになってもおかしくないじゃない」
私は、再生数を上げるのに夢中になってたんじゃない。
そんな事より、私は――……
「うみは女だろ。それとも何か? 足の間に″うみ男″でも生えてんのか?」
「茶化さないで」
空になった缶をミニテーブルに荒々しく置いて、私は塩田に畳み掛ける。
「そもそも何で私に声を掛けたの? こんな色気ない女なら道中に間違いが起こらないと思ったから?」
口元を拭き、塩田が困ったような目をして私を見ている。図星だったのか。
……わかってる。
自分でも酒の勢いでこんな事言うなんて、とんだ″かまってちゃん″だって。
だけど、塩田にも責任ある。
屁理屈かもしれないけど。
こんな恋愛とかに免疫ない私に、ずっとパーカー貸してくれたり、「俺がいるじゃん」とか平気で言うし。
さっきだって、びっくりする位の力強さで私を炎から守ってくれたし、そんなの、男として意識するに決まってるじゃない。
何より、クリエイターとして才能ある男の人に、ずっと見つめられたら、自分を曝け出したくなる。
「こんなに一緒にいたら、好きになってもおかしくないじゃない」
私は、再生数を上げるのに夢中になってたんじゃない。
そんな事より、私は――……