どうぞ、貴方がお望みの結末を。~死を偽装した才女と、彼女を搾取した人々の破滅の物語~
 だが、王妃専用のサロンに入ると眉間にしわを寄せた不機嫌なレオノーラがソファに腰かけていた。
 じわりじわりとレオノーラの怒りが伝わってきて、ロランはびくりとする。
「ロラン、座りなさい」
 ロランは、おとなしくレオノーラの指示に従い、彼女の向かい側のソファに腰を下ろした。
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