想いと共に花と散る
記憶というものは、誰にも干渉することのできない、
一番頑丈な記録です。
全てを覚えることはできませんが、
忘れては駄目だと思うことだけは、
覚えていたいですね。
以上、榊原蓮華草でしたっ!
< 587 / 587 >
ひとこと感想を投票しよう!
あなたはこの作品を・・・
すべての感想数:48
この作品の感想を3つまで選択できます。
- 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
- 投票する
この作家の他の作品
表紙を見る
表紙を閉じる
私は箱入り娘。
外の世界を知らない、
哀れな小鳥。
愛されすぎた私は、
愛し方を知らない。
『私、ボディーガードなんていらないよ?』
私が箱入り娘になったのは、
過保護な父親の影響。
『今日からお嬢のボディーガードを務めます』
ただボディーガードがつくだけならよかった。
でも、
過保護な私の前に現れたのは、
最先端技術を搭載した護衛ロボットだった。
❦
生粋の箱入り娘
神条 新那
(しんじょう にいな)
×
お嬢の無感情ボディーガード
コードネーム:R-01
神条 零
(しんじょう れい)
通称:アール
❦
『お嬢、あまり俺を揶揄うな』
ロボットだから無感情のはずなのに。
『俺が絶対に護ってやる。だから、お嬢は黙って護られてろ』
心なんて持ってないはずの彼には、
確かな愛と優しさがある。
その甘さは、一級品。
表紙を見る
表紙を閉じる
一枚の紙の中に、
青空があった。
何色もの絵の具。
聞いたこともない変な形の道具。
絵の具が固まったパレット。
全部、君という存在を具現化したもの。
『先輩の、右手にしてほしいんです!』
あの時の俺は、ただ自分のエゴを押し付けていただけ。
君のことなんて、何も考えていなかった。
『人との出会いってのは、
自分を良いようにも、
悪いようにも変えてしまうから』
『先輩には、そんな……
自分を良くも悪くも変えてしまうような、
決定的な出会いがあったんですか?』
そう問うと、
君はやけに悲しそうな目をした。
それでも君は、
そう思わせるような人がいたんだと、教えてくれた。
『凌には凌にしか描けない絵がある。どうか、君だけの絵を描き続けて』
好きとか。
気になるとか。
そういうことじゃないと思ってた。
ただ、見ていたかったんだ。
君が描く、“青空”を───……。
表紙を見る
表紙を閉じる
こんなはずじゃなかったんです。
『今日から、私の娘の執事として働いてもらう』
『……はいぃ!?』
ただの地味な大学生だったんです。
格ゲーが好きな、ただのオタクだったんです。
『あんたが私の執事? 有り得ないんだけど』
ですよね。そうですよね。
僕だってそう思います。
だって、雇われた先は、
世界中の金融を牛耳る、白銀の王座。
白鷺財閥。
その超超有名な大豪邸に住み込みで働くなんて、
何処のファンタジーですかって話ですよ。
『ちょっと、私の目を見て話しなさいよ』
それは無理です。
漫画の世界から出てきたような美少女を前に、
まともになんてなれるわけが。
『あのー、お嬢様……? 何故、僕が髪を梳かれているんでしょう』
『細かいことは気にしない気にしない』
気にしないと、貴方の父親に僕が叱られるんです。
『やっと見つけた。私の、たった一人の執事。……もう二度と、逃さないわ』
何をさせてもダメダメで、ポンコツ執事だったはずなのに。
貴方は、この世界の誰よりも───。
家事、駄目。
性格、内気。
自己肯定感、奈落の底。
そんな僕が、一人のお嬢様に仕える変なお話。
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…


